2015年07月03日
儲かるからくり生産ライン
今日は、ある日のテレビ情報番組からです。
『儲かるからくり生産ライン』
電気なしで工夫とアイデアで、塵も積もれば山となる。日本のモノづくりの真髄はこれ。
からくり改善は得意
◇デンソー
手に紐をつけて、モノを運ぶ「スカイ吊り上げ」で、13キロを6キロ
1.3倍になった
「パレットスライダー」は立てたまま運べて、楽
バネで重量を支えていて、女性でもできる
「回転寿司」は、作業台が動き、4種のカーナビが作れる
カーナビは2年毎に変わるので、古い機種だけで大きいラインを構えるわけにはいかないから
「ポチ5号」は、作業台が作業をする人についてくる
滑車にワイヤーが引っ張られ材料が出てくる
一歩一秒一センチが、作業効率を分ける
◇(株)シュゼット
「からくり回転台」は、6等分にカットしたケーキに触れずにいける
1時間に48個が60個に増えた
◇マツダ
車の製造ラインで「ペットボトル同期台車」で、材料を取るのに、行ったり来たりしなくていい
自分たちのやりにくい仕事をやりやすくするために考える
「あっかんべー太郎」は振り子の原理を利用して、リングの材料を押し出す
「ボルとるーん」は、レンチの置き場スペースを改善してボルトを取る時間を短縮
ボルトの補給にチェーンを使うのが試作中
「反転くん」はフックのお陰で無駄な動きが無くなり、一分で一枚プレス時間が短縮され、機械の故障も少なくなった
楽にストレスなく作業することが大事
他の気付きとして『そろばんをレーンの曲がっている部分にくっつけると引っ掛かっていきにくくなるのが解消された』という改善案が紹介されていた
※作業現場の知恵は、日常の「もっと、こうなれば!」から湧き出てくるモノです。
私たちが幼少時代、図画工作でやっていたようなことが、生産現場を輝かせることに繋がるのですね!
Posted by makishing at 09:38│Comments(0)