2015年11月09日
飲み水が確保できない人の割合
今日は、『統計で明かす真実』(副題:あなたは間違った思い込みで生きていないか?)より《飲み水が確保できない人の割合》を紹介致します。
◇安全な水が得られない人が12億人も
地球人口の増加は食糧だけでなく、深刻な水不足ももたらしている。UNDP(国連開発計画)が作成した指標によれば、現在アフリカやアジアなどで31ヵ国が絶対的な水不足に悩み、安全な飲料水が確保できない人口は約12億人(17.6%)に及ぶ。国別ではカンボジアが59%と高い。急激な工業の発展などに伴い、下水道などの衛生施設の整備が追いつかず、発展途上国を中心に著しい水質汚染が問題化していることも見逃せない。1998年の国連の報告では、発展途上国における病気の原因の約80%は汚水によるもので、下痢で死ぬ人も少なくない。下水道設備が未整備な地域に住む人の総数は、世界で約30億人(44.1%)に達し、半数近くの人が非衛生な環境での生活を強いられている。
耳寄り→国連の統計では、渇水や汚水による病気など、水が原因で死亡する人の総数は、年間で500〜 1000万人にも及ぶ。
※水に関する、とても深刻な問題です。
私たちが普段、当たり前に使えている“水”に関して、無駄遣いをせず、感謝しながら使うべきです。
Posted by makishing at 07:49│Comments(0)