2017年08月20日

‘真蛸(まだこ)’について


今日は、学生時代の同期会でいつも利用させて頂いている居酒屋さんのメニューの裏の瓦版という文章から【‘真蛸(まだこ)’について】(元の題:今月の魚 真蛸)を、紹介致します。





一般に食用になるタコのほとんど総てがマダコの仲間。

国内ではマダコ・ミズダコ・ヤナギダコ・イイダコなどが代表的なもの。

また韓国人気から最近ではテナガダコもクローズアップされてきている。

「のらくろ」などの著者として有名な田川水泡の代表作に「たこのはっちゃん」があり、葛飾北斎の浮世絵など文化的な方面でも人気がある。

その中心的なものがマダコであるが近年減少気味となっている。

これを補っているのが日本海や北国で水揚げされるミズダコ。

またタコは常に需要が供給を上回っており、それをアフリカモーリタニアから輸入で満たしている。

鮮魚としてもゆでだこ、珍味などでも重要なもの。マダコはミズダコ・ヤナギダコよりも漁獲量は少なく、近年では高価なものとなっている。

瀬戸内海や大阪湾では夏が旬とされ、東京湾では冬がうまいともいう。

またタコの卵はなかなか美味。塩漬けにしたものを海藤花(かいとうげ)という。





※いつも、夏と冬にお世話になっているお店の〔瓦版〕という文章からです。

食用のタコについて、このような知識、全く知りませんでした。漁師や魚中心の和食に携わる方々しか、知らない知識なんではないかと、思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



Posted by makishing at 06:14│Comments(0)
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