2017年09月28日
注文をまちがえる料理店
今日は、9月16日に、期間限定で東京の六本木にオープンした、『注文をまちがえる料理店』について、書かせて頂きます。
ウエイターが全て「認知症」を抱える人という、ちょっと不思議なコンセプトのレストラン。いったいどんな体験が出来るのか。
六本木の人気店を借りきって、9月16日から3日間、オープンしました。
ウエイターが認知症の為に、ちょっとしたハプニングがあります。そうしたことをお客様が笑顔で丸ごと受け入れる、素敵な空間のレストランでした。
認知症の人が、席への誘導から注文取り、料理の配膳やお皿の片付けも行いますが、認知症の人に、そんなことさせたら危ないのではと、思ってしまう人もいるかもしれません。
実際には、非常に細やかな気遣いがされていて、ホールにはウエイターをしている方を普段から知っている人(福祉施設の職員さんなど)が常駐しており、困ったこと、危険につながることがないか、目を配っていました。注文と違ったメニューが来ても大丈夫なように、お客様には来店前に、アレルギーのある食品があるかどうかを確認していました。
そもそも「間違うこと」を受け入れ、楽しむために来店しているというコンセプトがあるわけですが、認知症を抱える人が安心して働けるためにも“間違ってはいけないポイントはきちんとサポートする仕組み”をつくる、そんな経営者側の意図は感じたと、筆者は書かれていました。
店内の雰囲気や食器や制服が統一されたデザインで、あたたかでワクワクできる感じを出していました。
実際、人気度はというと、予約席でいっぱいで、大盛況だったようです。
※同様の取り組みは、今後も続いていくとのことでした。
私はテレビでこのことを知り、とてもほんわかした気持ちになりました。
Posted by makishing at 07:51│Comments(0)