2019年01月21日
行列のできるラーメン屋に並んだ話
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【行列のできるラーメン屋に並んだ話】を紹介致します。
ビジネスの例え話でよく出てくる、「行列のできるラーメン屋」。
よく「ラーメン屋に行列ができるのは、美味しいからではありません」と話している人を聞いたことがあるかもしれません。
そんな話を考えていて「そういえば、昔、並んだことがあったな」と思い出しました。
かれこれ20年以上前のことです。
神奈川県にある「中村屋」というラーメン屋さんに2時間弱ほど、並びました。
飲食店にあそこまで並んだ経験は、後にも先にも、この1回だけ。
味は、、、よく言う人の解説通り(?)「美味しいけど、2時間も並ぶほど?」というのが、私も含め、一緒に並んだ4人の共通した感想でした。
ただ、味以上に、とても印象的だったことがあります。
それは、店主の中村さん。
私とほぼ同年代で、当時、24〜25歳。
中村さんは、独学でラーメンを作り、行列が絶えない人気店になったことで、テレビでも何度か取り上げられていました。
その中村さんは、ずっとカウンターの中の厨房にいたのですが、、、。
お客さんが帰るときに「ありがとうございました」と言った後、店外に出て行くお客さんをカウンターの中で、かがんで、ずっと目で追い続けるのです。
たまたま気になる、お客さんだったのかな?と思ったのですが、少なくても私がいる間に帰って行くお客さんは、全員、ずっと目で追いかけていました。
接客業とは思えないほどのとても鋭い目で、です。
当時は、まだ私は会社員でしたが「お客さんの満足度を真剣に知ろうとしているんだな」と思ったのを覚えています。
中村屋に行列ができていた要因の1つは、店主の中村さんの、あの姿勢だったのかもしれません。
あなたは自分のビジネスのなかで「ラーメン作り(サービスメニュー)」や「味(品質)」の探求ばかりに必死になって「お客さんの反応」の確認を忘れていませんか?
※あと、聞いたことがあるのが『お客様がラーメンを食べている様子を凝視したり、食べ終わったドンブリを〔汁を残さず食べているか〕チェックする』と、いうものです。
相手(お客様)が、どう思っているか・・
聴けてるようで、聴けていません。
確認しないと、いけませんね。
今日も、勉強になりました。
Posted by makishing at 06:26│Comments(0)