2020年11月30日

リブランドで売り上げが一気に伸びたアイス 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【リブランドで売り上げが一気に伸びたアイス】を紹介致します。

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【リブランドで売り上げが一気に伸びたアイス】


商品の中身を変えることなく、商品名とパッケージを変えてリブランドすることで売り上げが劇的に伸びた商品があります。

その商品とは、シャトレーゼから発売されている「チョコバッキー」というアイスです。

チョコバッキーは、2018年3月に発売されて9000万本以上売れたヒット商品です。

チョコバッキーは、大量のチョコレートが不規則・不均一に入ったバーアイスです。

1本でパリッ、パキッ、バキッ、ゴリッ、ゴロッと様々な食感が楽しめると評判の商品です。

9000万本以上売れた商品ですが中身自体は、2005年に発売された「パリッと巻きチョコバー」と同じでリブランドすることで注目されました。

もともとの商品である「パリッと巻きチョコバー」もチョコレートが不規則・不均一に入っているのが特徴ですが、商品の完成まで時間を要しました。

バーアイスの中にチョコレートの層を何層も形成してアイスを作るのは同社にとって初めての試みで、新しい設備を導入して、試行錯誤を繰り返しながら作る必要があったからです。

開発当初、思い描いていたのは、チョコレートが薄く均一で層状に入ったアイスでした。

しかしながら、目標としていたアイスはなかなかできずに、出来上がったのは思い描いていたものと違い、チョコレートが不規則・不均一に入ったアイスでした。

チョコが不規則・不均一のアイスは違和感があるという声がある一方で、1本のアイスで色々な食感が楽しめるのではないかという社内の声もあり、この形でリリースすることになりました。

2005年に発売開始後、「パリッと巻きチョコバー」は、同社の主力商品とは言えないものの年数が経過するごとに根強いファンが少しずつ増えてきました。

そんな中、同社は、「パリッと巻きチョコバー」を「知る人ぞ知る」という状態から「もっと多くの人たちに支持される商品」となるように、思い切ってリブランドすることを決意しました。

リブランドにあたり、根強いファンの声を聞くと、中身には十分満足しているという声が多かったため、商品名とパッケージのみを変更することにしました。

商品名は、「バキッ」とした食感が伝わってくるという理由から、「チョコバッキー」に決定しました。

さらに「かじるたび変わる!快食感」というキャッチコピーもつけて、リブランドの商品として2018年に発売を開始しました。


<チョコバッキーの商品サイト>
https://www2.chateraise.co.jp/campaign/chocobucky/


従来は、透明で控えめなパッケージで6本入り1パックだったものを明るいパッケージで1本入りでも販売するようにしました。

1本60円とリーズナブルであり、色々な食感を味わえることが評判となり、ヒット商品となりました。

商品の特徴をネーミングやキャッチコピーをうまく活用し、消費者の感性に訴えることができた成功事例の1つではないでしょうか。





※如何でしたでしょうか!?

中身を変えず、ネーミングを変えるのは、何もメーカーの商品だけでなく、個人事業の屋号や会社名も同じ効果・効用が出ると思います。

見せ方を創意工夫して、ビジネスを成功に向けていきましょう。



Posted by makishing at 09:08│Comments(0)
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