2021年02月21日

〈志〉を立てよう!


今日は、書籍〔声に出して読みたい・こどもシリーズ こども論語〕(齊藤孝著、草思社発行)の『はじめに』より【〈志〉を立てよう!】を紹介致します。

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今から2500年前に中国の孔子先生が言ったこと、おこなったことや、弟子たちの質問に答えたものをまとめたのが『論語』。

『論語』は、人としての正しい生き方を説いた、時代を超えて読み継がれてきた中国の古典だ。

孔子先生の言葉は今も多くの人たちの心に響いている。なかでも孔子先生が一番大事にしたのが「志」だ。「吾れ十有五にして学に志す」(私は15歳のときに、目標を定めて勉強しようと決めた)というように、「よし!○○のような大人になるぞ」「なにがあっても、○○をやりとげよう!」と思うのが志だ。それも、自分だけのためじゃなくて、世のため人のために自分はこういう人間になりたいという決意が志だ。

孔子先生は、昨日より今日の自分、今日の自分より明日の自分がよくなるように生きたいと思っていた。そして、人の役に立つ人間になりたい、インチキなことはしないでいたいと思っていた。

孔子先生はそのためには「徳」を積みなさいと言っている。徳というのは、誠意がある、人に信頼されている、よいことをしようという気持ちがあるということだ。

僕は小さいころから『論語』を読んでいたので「志」を持つことを大事にして生きてきた。孔子先生から、「志」を持ち、「徳」を積んでまっすぐに成長していく「道」を教えられた。キミたちも、孔子先生の教えを読むと、自分が成長していくイメージをきっちり持つことができるはずだ。

いま身につけた孔子先生の言葉は二十代、三十代、四十代になっても、キミたちの「背骨」となって支えてくれる。キミたちの年齢のときに体に染みこませた孔子先生の言葉は、生きる力、考える力となって、一生の宝物になる。

齊藤孝





※本文中最後に『孔子先生からの最高のプレゼントを受け取って、生きる力にしよう!』と、締めくくっていました。

この本は、奥さんが買ってくれました。

小学生でも読めるような、わかりやすい内容になっています。

これもシリーズ化していけたらと思います。

本日も、ありがとうございました。



Posted by makishing at 08:40│Comments(0)
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