2021年06月16日

毎年200種類もの新商品を生み出しているアイス専業メーカー 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【毎年200種類もの新商品を生み出しているアイス専業メーカー】を紹介致します。

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【毎年200種類もの新商品を生み出しているアイス専業メーカー】


暑い夏の強い味方として、アイスがあります。

色々なアイスがありますが、庶民の味方と言えば、ガリガリ君と答える人も多いのではないかと思います。

ガリガリ君は、年間4億本以上販売するロングセラーのアイスです。

今年の2021年は、ガリガリ君の発売から40周年を迎えます。

ガリガリ君を発売しているのはアイスの専業メーカーである赤城乳業です。

同社では、毎年200種類近くの新商品を作っています。

最大200種類の商品を作り出す開発担当者の部署は、なんと15名程度だそうです。

同社では、少ないメンバーで毎年200種類ほどの新商品を開発しているため、若手も即戦力として活躍していかねば!という社風だそうです。

一般的な大手メーカーでは、マーケティング部門からのデータを元に企画部門が企画し、研究部門と開発部門が連携しながら具体化し、工場の現場担当者へ引き渡すという分業体制が取られます。

これに対し、同社は、アイデア作りから工場で大量生産するまでの工程を開発担当が一貫して受け持ちます。

この体制のメリットしては、開発者が生産現場とコミュニケーションが取りやすい点にあります。

また、新商品のアイデアを考えた本人が熱量を損なうことなく商品化まで持っていけることも一貫して行うメリットの一つになると思います。

開発を長年経験すると企画段階で、「これは工場で作れないだろう」と思いこむこともあるそうです。

しかし、若手の開発者は、それがピンとこないからこそ、突拍子もないアイデアを実現しようと頑張れるし、若者が失敗を恐れずにチャレンジする環境が整っています。

同社は、今でこそ若手に対して責任感と同時に仕事の裁量も持たせるという同社独自の環境が整っていますが、消費者の一言があるまでは保守的で守りに入っていた時期がありました。

その一言とは、消費者からの「最近のガリガリ君はあまり面白くない」というものでした。

その頃、ガリガリ君は、ロングセラーブランドとして売り上げが伸びていました。

正直、失敗したらマズイという思いもあり、安定して売れるフレーバーをメインに作っていたそうです。

本来、ガリガリ君はご褒美的なプレミアムアイスではなく、複数の人とワイワイ食べる「コミュニケーションツール」であるため、同社は原点に戻り、若手からも面白いアイデアが生み出しやすいような環境に構築に取り組みました。

そんな中、生まれたのがコーンポタージュ味(2012年発売)のガリガリ君です。

当時、SNSなども斜め上を行く商品としても注目され、一時、生産中止となるくらい人気を集めました。

赤城乳業の同業他社は、乳製品とお菓子との兼業が多い中、同社はアイス専業メーカーとして頑張っています。

だからこそ、同業他社にはできないアイス業界の「異端」として、次々に新しいアイデアを生み出したいと少数精鋭の開発部隊が頑張って面白い企画をしています。


<ガリガリ君 図鑑>
https://akagiice.jp/gari/zukan/


上記Webサイトには、同社が今までに発売された様々な味のガリガリ君が掲載されていますので、一度ご覧頂ければと思います。





※ガリガリ君の会社は、このような開発体制で、されていたのですね。

だからこそ、多くの商品が生まれ、ヒットするのですね。

素晴らしいお手本だと、思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



Posted by makishing at 10:06│Comments(0)
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