2021年06月27日

おうち時間が増えて、さらに注目されるようになった商品 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【おうち時間が増えて、さらに注目されるようになった商品】を紹介致します。

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【おうち時間が増えて、さらに注目されるようになった商品】


コロナ禍で、家で過ごす時間が増えて、注目度がアップしている商品があります。

その商品とは、UCCの「CAFE@HOME」という商品です。

同社は、レギュラーコーヒーを小売店などで販売したり、デパ地下にあるコーヒー豆の挽き売り店でも販売しています。

挽き売り店では、コーヒーに詳しいユーザに対して、コーヒーの美味しさ、新鮮さ、豆の産地等を直接伝えてきました。

こういったコミュニケーションは、コーヒーのライトユーザーにはやや難しく伝わりにくいという課題があります。

そこで同社は、コーヒーに詳しくない人や初心者にも楽しんでもらえるレギュラーコーヒーの新商品を企画することになりました。

美味しさだけではなく毎日の暮らしに新しい喜びを提供し、少しだけ特別なときに楽しんでもらえるようなブランドを目指すことになりました。

そして、考え出された商品コンセプトは、食べ物と一緒に楽しむ〈FOOD with COFFEE〉というものです。

一緒に食べる物は日常的に食べる物から選定しました。

コーヒーの味の指標となるのは苦味、酸味、味の濃さ(塩味)の3つの味を基本としました。

そして、苦味に対してはチョコレートを選び、酸味に対してはフルーツを選び、塩味に対してはチーズを選定しました。

また、〈FOOD with COFFEE〉はコーヒー単体で味を楽しむものではないので、コーヒーと食べ物と合わせたときに、より両者が美味しく感じられることを目指しました。

基本的には、苦味の強い食べ物には苦味に強いコーヒーなど、同じ特徴を持つものを選ぶことで、お互いの味の特徴がより強く引き出されることになります。

ところが、全てが同じ特徴を持つものがいいかと言えば、そうとも限りません…。

例えば、塩味の強い食べ物に対して酸味が強く感じられるコーヒーを合わせると相互を補完するような形になり、相性がよくなります。

塩味の強いチーズに合うものとして開発された“for Salty Cheese”は酸味を強くし、チーズを一緒に食べると酸味がマイルドになるようにしました。

これらの組み合わせを人間の官能評価だけではなく、味覚センサーの分析結果を活用してマッチングさせ、データに裏打ちされた味づくりを行いました。

このように完成された商品を「CAFE@HOME」シリーズの商品として2018年に発売開始。


<CAFE@HOMEの商品サイト>
https://coffeestyle.jp/brand/brand-1/


発売当初は、新型コロナの前でしたので、店頭での販促や、スタッフが来店客とコミュニケーションを取りながら、コーヒーと食べ物の試飲試食といった体験を提供し、販促活動としていました。

その甲斐があり、自宅で楽しむ需要が伸びていきましたが、コロナでおうち時間が増えてこともあり、家でのちょっとしたご褒美ということで、さらに売り上げが伸びています。

一緒に食べるものでコーヒーを選ぶという発想がライトユーザーなどの初心者でも迷わず選べることが人気の理由の1つになっているのではないかと思います。





※コーヒーが、コミュニケーション・ツールになるのは、多くの方々が理解出来ていると思います。

但し、ヘビーユーザー以外は、コーヒーの味そのものより、コーヒーと共に居る雰囲気が好きだったりすると思います。

UCCのこうした戦略は、ファン拡大の素晴らしい発想だと思います。

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。



Posted by makishing at 12:06│Comments(0)
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