2021年10月19日

万年筆文化の欧州で学習風景を一変させた商品 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【万年筆文化の欧州で学習風景を一変させた商品】を紹介致します。

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【万年筆文化の欧州で学習風景を一変させた商品】


欧州では、小学生のときから勉強する際に万年筆を使用しています。

このため、書き損じたら専用の消去液で消し、上から書き直すために書き直し用のペンを用いています。

一方で、日本の小学校では、昔からノートを取るのは鉛筆で、間違えた場合は消しゴムを使っています。

一昔前の話ですが、日本では、ボールペンの書き損じは、砂消しゴムを用いて消していました。

最近の小中学生で、砂消しゴムの存在を知っている人は少なく、筆跡を消せるボールペンと言えば、「フリクションボール」と答える人も多いと思います。

フリクションボールは、パイロット社から発売されている商品ですが、実は、欧州発のヒット商品なんです。

上記のように、欧州では万年筆を使ってノートを取る習慣があり、消せるボールペンに対して、潜在的なニーズが十分ありました。

そのため、同社では、消せるボールペンを発売すれば、欧州で人気ができるのではないかと考え、開発を行ったのです。

「フリクション」という言葉は、摩擦という英語の意味があり、書いた文字をボディ後部の専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱を利用して消します。

摩擦熱が65℃に達すると、インクの色が透明化する仕組みです。

この仕組みの秘密は、気温の変化で緑から赤や黄色に色づく紅葉の現象をヒントに開発された特殊なインクにあります。

このインクを用いることで、従来の砂消しゴムのように紙を傷つけることもなく便利な商品となり、2006年に欧州で発売しました。

フランス、ドイツを中心に1年で750万本を売り上げ、欧州の学習風景を一変させたとまで言われました。

その翌年の2007年に日本でも発売されてヒットし、いまでは定番の商品となっています。

このフリクションボールは、たしかに便利な商品ですが、実は注意点もあります。

この特殊なインクは、高温(65℃)にすると透明になるのですが、-10℃以下の低温にするとインクが復元します。

この復元現象は、使い方によっては、面白い使い方も出来るかもしれません。

しかし、一度消した文字を完全に復元するのは難しく、判読できない文字になることもあるそうです。

ですから、パイロット社の商品案内にも証書類や宛名には使わないでください、という注意書きがあります。

そのような注意点はあるものの、万年筆と消去液を使ってノートをとっていることから考えると作業性は大幅にアップするため、欧州・日本のみならず世界で注目される商品となりました。


<フリクションボールの商品サイト>
https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball/


欧州で2006年に発売してから、2014年3月には世界累計発売本数が10億本を突破。

2019年には、世界100ヵ国以上での累計発売本数が30億本を突破したそうです。

「1000万本売れれば大ヒット」といわれるボールペン業界で、まさに驚異的な数字を残しているヒット商品ではないかと思います。





※フリクションのボールペン誕生が、欧州の需要からがきっかけだったことや、世界100ヶ国以上で30億本以上も売れていることなど、知りませんでした。

摩擦熱で消えるのは知っていましたが、マイナス10度以下でインクが復元するのを、全く知りませんでした。

今後、復元を逆転発想した、新しい商品が出来るかもしれませんね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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