2022年04月17日

人とロボットが共存共栄 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【人とロボットが共存共栄】を紹介致します。

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【人とロボットが共存共栄】


近年、AI×ロボットといったキーワードが雑誌やテレビで特集される機会も多くなりました。

AIやロボットが開発されると、ますます便利な世の中になりそうです。

しかしながら、その反面、AIやロボットに奪われる仕事もありますので、手放しでは喜べないような気もします。

AIのみならず、ロボットの導入が検討されている業界がたくさんありますが、上記のような事情もあり、歓迎されない場合も多いようです。

例えば、建設業界はAIだけでは解決できず、人間の代わりに作業を行うロボットがあると、とても便利であると想像できます。

ここにチャンスがあると考えたロボット開発メーカーが建設業界に、「完全に現場作業員に代わるようなロボット」といった導入提案を行ったこともあります。

しかしながら、この提案は、企業から歓迎されるというよりも、むしろ敬遠されてきました。

なぜなら、雇用削減につながる恐れがあるからというのが大きな理由です。

このような事情があるため、従来、ロボット開発メーカーが建設業界に参入するのに障壁があると言われてきました。

ところが、この参入障壁を超えるような提案を行って成功しているベンチャー企業があります。

その企業とは、神奈川県川崎市の株式会社イクシスという会社です。


<株式会社イクシスのWebサイト>


同社の製品開発のコンセプトは、「建設作業員のサポートを行い、作業効率を高めるためのロボットを作ること」というものです。

「ロボットは、あくまで作業員が使うものであるもの」

「ロボットは作業員の手や目が届かないところを補助する機能があればよい」

このような観点で開発した場合、不必要な高機能はいりません。

ですから、最小限の機能だけで十分なのです。

そうすると、構造は極めてシンプルになり、低コストで製造できるメリットもあります。

「不整地を自力で走行できるロボットの技術は確かに素晴らしい」「しかしながら、作業員が手で 持っていけるのであれば、走行機能は省略できる」と同社社長は、述べています。

こういった「人とロボットの共存共栄」を考えて開発されているからこそ、参入障壁があるとされる業界でも歓迎されるようになりました。

これにより、新たな市場を開拓することが出来たのだと思います。

しかも、同社は、この分野において核となる技術について特許も取得し、「他社の参入障壁」を築くことにも成功しています。

新しい市場には、先行の特許出願も少ないため、同社のように特許を上手く活用できる市場もまだまだたくさんあると思います。





※『人とロボットが共存共栄』するためには『人の代わりをロボットがする』のではなく『人が出来ない領域を、ロボットが補助する』という感覚になれば、実行可能ですね。

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。



Posted by makishing at 09:31│Comments(0)
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