2010年05月10日

手紙の書き出しと結び例




今日は、日野原重明さんの『生きかた上手手帳』の2010年版から、去年12月26日以来の、巻末の中の、今回は「手紙の書き出しと結び例」を紹介します。




◇一般的な手紙

○書き出し・・・拝啓/謹啓/啓白/啓上/謹呈
○結び・・・敬具/謹白/再拝/敬白/謹言/頓首

※女性の場合

○書き出し・・・拝啓/一筆申し上げます/謹んで申し上げます/はがきで失礼します
○結び・・・かしこ/ではまた/右ごあいさつまで/乱筆なにとぞお許しください



◇急ぎの手紙

○書き出し・・・前略/冠省/急白/急啓
○結び・・・敬具/敬白/草々/不一

※女性の場合

○書き出し・・・前文お許しください/取り急ぎ申し上げます
○結び・・・かしこ/ごめんくださいませ/取り急ぎ用向きまで



◇再度出す手紙

○書き出し・・・再啓/追啓/重ねて申し上げます
○結び・・・敬具/敬白/再拝

※女性の場合

○書き出し・・・失礼ながら重ねて申し上げます/たびたび失礼とは存じますが
○結び・・・かしこ/草々


◇返事の手紙

○書き出し・・・拝復/敬復/謹答/拝答
○結び・・・敬具/敬白/敬答

※女性の場合

○書き出し・・・取り急ぎお返事申し上げます/お手紙拝読いたしました
○結び・・・かしこ/右お返事まで





※正式なお手紙には、マナーとして、書き出し、結びは、しっかり書き記したいですね。自戒です。



Posted by makishing at 00:15│Comments(4)
この記事へのコメント
よい勉強させて頂きました。
ありがとうございます^^
一つ、つけ加えてほしいことあります♪

日本語の手紙は

縦書き!

最近、まともな字を書く人いません。

縦書きにすることにより
字も美しく見え

手紙を受けとられる方に
好印象を与えると思います。
Posted by すーみんです。 at 2010年05月10日 00:46
こう見えて『社会保険労務士』資格の他に『文科省認定秘書技能検定2級』合格者です。

準1級、1級になると経理(簿記2級以上)の知識やワード・エクセルの実技などがあり面倒くさがりの私は未だ受験してません。

さて・・・

この『秘書技能検定2級』ですが、一般ビジネスマンが心得ていなければならない(であろう)ビジネス常識のスタンダードが学べます。

その中にも「手紙」に関する項目も多く「手紙の書き出し・結び」は勿論のこと、手紙の種類や送達方法(速達や書留、簡易書留など)及びその送料(切手)の違い・・・

今回の記事「手紙の『書き出し・結び』」は更に詳しく解説されておりブラッシュアップするには大変勉強になりました。

それと、すーみんさまの「手紙は縦書きで」というのも最近ワードなどに慣れてしまっている我々にとっては改めて気付かされた思いです。

ありがとうございました。

追記
「秘書技能検定2級」は独学なら1~2ヶ月でマスターできる内容です。男性陣も「秘書技能検定なんて」といわず受験することをお勧めします。
但し、受験会場には女性比率の方が圧倒的に多いですが・・・
Posted by タナカ at 2010年05月10日 13:18
すーみん様

訪問、ありがとうございます。

「日本語の手紙は縦書き!」・・・案外、皆様気にしていない事なのかと、考えてしまいます。

かく言う私も、横で書くのに慣れてしまっております。こんなんでは、まともな字は書けないと、思ってしまいます。

字も美しく、文脈も美しく、初めと終わりの括りも美しくなるような手紙が書けたら、どんなに素敵でしょうか。

それこそ、手紙を受けとられる方に、好印象を与えると思います。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年05月10日 13:37
タナカ様

訪問、ありがとうございます。『社会保険労務士』『文科省認定秘書技能検定2級』合格者、うなずけますよ。

『秘書技能検定2級』は、ビジネス常識のスタンダードが学べるのですね。

「手紙の書き出し・結び」「手紙の種類や送達方法」・・・すごいですね。全く知りませんでした。

男性とか女性とかは、これからの職業選択には、関係ないでしょうね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年05月10日 13:54
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