2011年09月07日

漁師さんの話



今日は、息子の教科書(小学社会5年上、日本文教出版)より水産業のページの『漁師さんの話』を紹介致します。




『漁師さんの話』


漁は、魚群探知機を使って、魚の群れを見つけることから始めます。群れを見つけると、囲むように網を入れます。そして、魚が逃げないように、網の底を閉じてから引き上げます。網のを入れて、引き上げるまで三時間ぐらいかかります。引き上げられた魚は、魚を運ぶ船に積み込み、港に運ばれます。それ以外の船は、一度漁に出ると、約20日は海に出たまま、毎日、漁を続けます。

たくさんの魚をとる為には、魚の群れを見つけることが必要です。そのため、よく魚がとれている漁場の情報を手に入れたり、長年の経験から漁場を予想したりしています。

また、とれた魚を少しでも良い値段で売るために、毎日の魚市場の情報を手に入れ、少しでも高い値段で買ってくれる魚市場のある港に水揚げするようにしています。

最近、魚が少なくなっていることや、収入が減ってきているために、漁業をやめる人が出てきていることが心配です。





※当たり前のように食卓に並び、食しているお魚。

それは、裏方さんたちの‘渾身の努力’で、成り立っています。

小学校の教科書から学べることは、無限です。

そして、忘れかけたことを、呼び覚ましてくれます。



Posted by makishing at 00:36│Comments(2)
この記事へのコメント
すごいですね・・・
小学校の教科書に大人が学ぶような内容です。

まさに、ビジネスマンのマーケティング調査と同じです
市場調査と情報収集の大切さを学べます。
これは大人も頑張らないとダメですね・・・
Posted by 進藤幸男 at 2011年09月07日 07:36
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

小学校の教科書は、大人も大いに学べます。わかりやすく書いてある分、余計に良いです。

大人は、本当に頑張らないと、いけないと思います。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年09月07日 09:08
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