2012年06月05日

“あの”赤ちゃんポストについて!



今日は、5月9日読売新聞朝刊より『赤ちゃんポストあす5年』を、紹介致します。





『赤ちゃんポストあす5年』
匿名性「確保すべきだ」



親が養育できない子供を託せる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運用する慈恵病院(熊本市)の蓮田太ニ理事長が(5月)8日、開設から10日で5年を迎えるのを前に記者会見した。蓮田理事長は今年に入って預けられた子供がいないことを明らかにした上で、病院からの接触を親が懸念し、ちゅうちょしている可能性があると指摘。「匿名でなければ預けるハードルが高くなる」と、匿名性確保の必要を改めて強調した。

2007年5月の開設から11年9月までの4年半に預けられた子供は81人。匿名性については今年3月、熊本市の専門部会がまとめた検証報告書が緊急避難的な観点から一定の効果を認めたが、「子供が出自を知る権利や子供の養育環境を整える面を考え、最後まで匿名を貫くことは容認できない」と指摘していた。会見で蓮田理事長は、「(養子縁組などをした)家庭で愛情深く育てられれば、出自は子供にとってそこまで重い問題にならないと考えている」と主張。

今年に入りゼロの状態が続いていることは「事前の相談で親が預けることを踏みとどまっているとも受け取れるが、預けた後に病院から連絡があることなどを心配しているのではないか」と指摘した。






※しばらく、あまり聞かなかった言葉だと思います。

これまで、81人もの赤ちゃんが、預けられているのが、事実です。

匿名性については、考えさせられる内容です。

大切な命についての、重要なテーマです。
  


Posted by makishing at 06:01Comments(2)