2018年05月21日

その想い、お客さんに伝わっていませんよ!


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【その想い、お客さんに伝わっていませんよ!】を、紹介致します。





以前、あるアパレル企業の人事の方とお話をしたときのこと。

その方は、「なかなか新卒の採用が大変なんですよ」と話をされていました。


それを聞いて、驚きました。

そのアパレルはセレクトショップとしてとても有名ですし、規模も大きい。ほっといても人が集まるぐらいなのかな、と思っていたのです。


「応募の数は多いんです。でも、同じようなブランド展開の競合企業に行ってしまうことも珍しくないんですよ」


なるほど。


そこで、1つ質問しました。

「なにか他社にはない特徴って、ないんですか?」 と。

すると、、、

「強いていうと、ブランド展開でしょうか。うちは、下は、ベビー服。上は、50代向けまで、それぞれのショップを展開しているので」


「うちは、20代向けのショップがメインで、みんな、そこで働くイメージで入社します。でも、自分が年齢を重ねたときに、20代のものをいつまでも売っているのも、、、という社員の声に応える形で、1つずつ、ショップを展開してきたんですよね」


それを聞いて、「めちゃくちゃ社員思いの良い会社だなぁ」と思いました。


で、

「説明会で、そういう話をされると、新卒の応募者の反応ってどうなんですか?」と聞いてみたところ、

「えっ、、、、反応も何も、、、。ショップがあることは伝えていますが、社員の声で展開したとは言っていないので」 


「いやいやいや、そこは伝えないと!!」と、全力で突っ込んでしまいました。


これ、本当によくある話なんです。

「言わなくてもわかってくれるだろう」
「言う必要がないだろう」

と言う、勘違い・思い込みで、伝えるべき、大切なことが抜けてしまう。


その思いを伝えたからと言って、希望者の反応が劇的に変わる!とは言いません。

でも、そう言う小さなことの積み重ねが、イメージを作り上げていきます。


ぜひ、あなたも、勘違い・思い込みで、大切なことを言わないでいる、、、なんてことがないか、もう1度、見直してみてください。





※これ、意外にも、よくある話です。

とくに日本人には、そういう事、あると思います。

『これぐらい、わかっているだろう』
『ここまで、言う必要、ないだろう』
『これを言って、嫌な想いをされたら、どうしよう』

こうした類いは、全て前向きに伝えましょう。
  


Posted by makishing at 07:24Comments(2)