2019年02月28日
部下を成長させる秘訣
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【部下を成長させる秘訣】を紹介致します。
【部下を成長させる秘訣】
管理職の仕事は部下を成長させることだと思っています。
そのためには、仕事を自分ごとにさせるように意識を向けないといけませんね。
『部下がミスをした時は、怒った方がいいのでしょうか?
優しく励ました方がいいのでしょうか?』
『最近の社員は、きつく注意すると萎縮したり、やる気を無くしてしまうのでどう接していいのかわかりません。』
と悩んでいる経営者の方を見かけます。
みなさんはどうしていますか?
部下がミスをしてしまった場合のとっておきの方法をお伝えします。
部下のミスを怒ってもいいのでしょうか?
部下がミスをした時にどう対応するか?
怒るのか?許すのか?
それは、あなたのアウトカム次第です。
あなたが何を望むかで「あなたの対応」を選べばいいのです。
もし、部下に【謝らせたい】なら、「なんてことしてくれるんだ!!」と怒ってください。
部下は(やっべー、怒らせちゃったよー)と謝罪をするでしょう。
人は、怒られると謝罪します。が、それは、攻撃されたことに対する「防御反応」である事を知っておいてください。
もし、部下に【内省】させて、今後のパフォーマンスを上げさせたいなら「どうした?こんなミスをするなんて。何が起きたの?」と聞いてください。
部下は、(えっ?えっ?何が起きたかって?)と自分の行動を振り返ります。
ミスをした時に、攻撃されずに「何が起きたの?」と問いかけられると、人はうっかり内省を始めるのです。
自分の行動を冷静に振り返ることのできた部下は、次回の行動に変化を起こし始めるでしょう。
部下からの謝罪が欲しいですか?
部下のパフォーマンスの向上が欲しいですか?
【稼ぐ社長】はどちらのアウトカムを選ぶのかもちろん明確ですよね。
また、あなたが部下から【好かれたい】なら「いいよ、気にするなよ」と言ってください。
部下はあなたを(いい上司だなー)と思うでしょう。
しかし、部下は仕事を「自分ごと」にしなくなります。
結果の影響を受け入れることで人は「自分ごと」であると認識していきます。
その機会を奪ってしまうと、「自分ごと」の意識が希薄になります。
もしかすると、部下から「自分ごと」と意識する機会を奪っているのは、「あなたの好かれたいマインド」によるものかもしれません。
【自分ごと】にさせたいなら「あらら、残念だね〜」と言ってあげてください。
(えっ?残念??あなたでなく、私が残念?どういうこと?)と自分にどんな影響が及ぶのかを考え始めます。
その結果、(これは私ごとだったの?)と気付き始めます。
その仕事を遂行する主人公は部下なのです。
あなたは、部下をその仕事を遂行する「主人公」として扱っていますか?
部下のミスは確かにあなたのコントロール外です。
が、それをどう扱うかは、あなたのコントロール内なのです。
「コントロール内」に意識を向けて下さい。
【経営者のマインドセットの秘密】
部下のミスをどう扱うかは、あなたが決められる。
※こうした物事で、どうしたらいいかと悩んでおられる方々は、少なくないと、思います。
上司と部下の関係ではない関係でも、利用できますね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Posted by makishing at
07:52
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