2019年05月15日
最後の黒船のリサーチ方法
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【最後の黒船のリサーチ方法】を紹介致します。
テレビ東京のガイアの夜明けを観ていると、、、
最後の黒船として、世界最大級のスポーツ・アウトドア用品メーカー「デカトロン」の日本進出が紹介されていました。
デカトロンは、日本での知名度は低いものの、世界的にはとてもよく知られたメーカーだそうです。
数年前から、日本進出を狙っていたそうですが「日本は競合が多いから市場調査に2年かけた」と、言っていました。
私が、とても印象的だったのは、その市場調査の方法です。
何をしたと思いますか?
競合店に行った?
顧客アンケートをとった?
競合の商品を購入した?
正解は
・・・
・・・
・・・
「市場調査のために、日本でネット販売を2年間した」でした。
私は、「売ってみる」以上に良いリサーチはないと思っています。
新商品や新サービスのイメージができると「いろんな人に話してみます」と言われる方がいます。
話さないよりは、話した方が100倍いいのですが、、、、気をつけなくてはいけないことがあります。
それは、「お金を払わない人の意見は参考にならない」です。
「いいよね」「面白いよね」といくら言ってくれても、お金を全く払わない人もいます。
「ここを直したらよくなると思うよ」
「ここは変えたら魅力的だよ」
とアドバイスをしてくれて実際にそれを直したとしても、全くお金を払わない人もたくさんいます。
こういう人の意見は、いくら聞いても参考になりません。
では、どうすればいいのか?
「いいよね」「面白いよね」と言ってくれたら、「じゃあ、買ってください」と言ってみる。
「ここを直したらよくなると思うよ」とアドバイスをくれる方には、「じゃあ、すぐ直すんで、購入してください」と言ってみる。
その場で、セールスをしてみてください。
売れることが目的ではありません。その一言で、本当の反応がわかりますよ。
※これ‘あるある’ですね。
親しくしている営業の方から「ある方が、周りの人を紹介をしてくれるが、直接購入はしてくれないが、この方が見込み客になるか、一緒に付いてきてください」と依頼を受け、会いに行ったことがあります。
答えは言うまでもないですね。お金を出して買って頂けない方は、本当に目の前の営業の方の成功は、思い願っていない証です。
本日も、ありがとうございました。
Posted by makishing at
07:20
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