2023年07月15日
ハイオクとレギュラーの違いはなに?
今日は、書籍『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査)から【ハイオクとレギュラーの違いはなに?】を紹介致します(一部要約、削除)。
ハイオクとレギュラー!お金持ちのクルマはハイオク、庶民はレギュラー。ハイオクがかっこいいイメージを持ってない?
そもそもハイオクとは高オクタン価の略。ハイオクとレギュラーのガソリンの明確な違いは、そのオクタン価(粘度)にあったんです。そしてそのオクタン価とは、簡単にいえば、クルマのノッキング現象の起こりにくさを表す値のことで、数値が高いほどエンジンの回転がスムーズになるといわれています。
日本工業規格(JIS)では、オクタン価が89以上をレギュラー、96以上のものをハイオクと定めています。つまり、レギュラーよりもハイオクの方がより滑らかな走りができるガソリンとも言えるのです。
レギュラー仕様車にハイオクのガソリンに入れたほうがいいのでは?の答えはNO。理由はレギュラー仕様のエンジンはハイオク仕様には作られていないから。ガソリンの圧縮比はオクタン価のみで変化するのではなく、エンジンそのものによっても変わります。エンジンに設定されている圧縮比とガソリンの圧縮比がマッチしていなければ、効率よくエンジンが回転しません。
一説によると、レギュラー仕様車にハイオクを入れた場合、燃費効率が2~5%程度上昇するというのは、お互いの価格差を考えると、それほど得にはならない。逆をすると(ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れる)明らかに燃費効率が悪くなってしまいます。ノッキング現象が起こりやすく非効率です。
※そういう事だったんですね。
勉強になりました。
Posted by makishing at 11:29│Comments(0)