2023年07月19日
うまくいく「解決策」の考え方
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【うまくいく「解決策」の考え方】を紹介致します。
皆さんは「システム思考」という言葉を
ご存知でしょうか?
ぼくはバリバリの文系でしかも「数字」とか「システム」と聞くだけでじんましんが出るので、あまり詳しく知らないのですが・・・。
今回は、こんな本を読んでみることにしました。
『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』(枝廣淳子・小田理一郎 著 東洋経済新報社 刊)
解決策が「いつもうまく行かない」側のぼくとしては、たいへん気になるタイトルです。
システム思考では、うまく行っていたものが、うまく行かなくなるなど、状況に一貫した変化が起こっている場合、構造の変化が状況やパターンに変化をもたらしている、と考えるそうです。
つまり、問題を引き起こしている「構造」を見極めて、構造に働きかけることで望ましい状況やパターンを創り出すことを目指すのだとか。
問題を単発の出来事として捉えるのではなく、そのパターンを生み出している構造を理解し、働きかけること。
これがシステム思考のアプローチなのだそうです。
そのために必要なことは「視野を広げる」こと。
今まで「うまく行っていた構造」だけを見て、改善を図るのではなく、うまく行っていたからこそ生じた「新しい構造」を見つけようとします。
システム思考では「昨日の解決策が今日の問題を生んでいる」というのだそうです。
例えば、大々的に販促のキャンペーンを打ったところ、期間中は売り上げが伸びた一方、その後の落ち込みがひどく、より大きな赤字になってしまったとか。
ウイルスに対する抗生物質を開発したら、抗生物質に耐性を持つウイルスが出現してしまい、もっと強い薬を作らなくてはならなくなった・・・とか。
だからこそ、目の前の問題に短絡的に対処する解決策ではなく、もっと大きな構造に働きかける解決策が必要と言えるでしょう。
本書には、システム思考の基本的な考え方はもちろん、実際に解決策を立てるためのツールや実践方法などについても幅広く解説されています。
※如何でしたでしょうか!?
私は、この本を読みたくなりました。
この考え方、取り入れます。
本日も、ありがとうございました。
Posted by makishing at 07:35│Comments(0)