2011年09月25日

「社名は不思議です」その9




今日は、『知らないと、笑われ、ホサレ、はじかれる!?会社伝説』(ワンツーマガジン社)からです。




「社名は不思議です」




☆アジア市場を目指した名残が「TOTO」の名に




トイレ、洗面器などの衛生陶器のトップメーカー「TOTO」は、もともとは日本陶器合名会社(現在のノリタケカンパニーリミテド)に所属する研究所だった。1917年に東洋陶器(株)が設立されて独立したが、「東洋」という名が冠されているのは「アメリカ市場は親会社の日本陶器のもの。我々はアジア市場に新しいマーケットを開拓する」という気持ちからだという。

そして、「TOTO」という社名は、東洋陶器(TOyo TOki)の頭文字に由来している。

「TOTO」のロゴは1969年から使われ始め、その翌年には東洋陶器(株)に社名を変更。そして、2007年に創立90周年を記念して社名も「TOTO(株)」に改称された。

余談だが、ウォシュレットはTOTOの持つ登録商標。正式には「シャワー式トイレ」と言う。






※このシリーズ、気づき・発見が多いです。

「そうだったのか!」が、今回もありました。

TOTOが、強くアジアを意識していたのを知りませんでしたが、もともとノリタケカンパニーリミテドだったのは、全く知りませんでした。
  


Posted by makishing at 06:05Comments(2)