2023年05月13日

ナポリタンの由来とは?


今日は、書籍『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査)から【ナポリタンの由来とは?】を紹介致します(一部要約、削除)。





子どもの頃から慣れ親しんで食べてきたスパゲティ・ナポリタン。ナポリというイタリアの地名がついているのに、実は日本発祥で、日本にしかない料理なんです。

ナポリタンが生まれた場所は、横浜にある『ホテルニューグランド』なんです。その誕生秘話は、終戦にまでさかのぼります。

きっかけになったのは、戦後間もなくホテルを接収した連合国軍最高司令官総司令部が持ち込んだ、ある調味料です。それまで日本人に馴染みのなかったトマトケチャップを持ち込み、ゆでて塩、こしょうをしたスパゲティの麺に和え、軍用食としていました。

これを見た当時の総料理長、入江茂忠氏は、スパゲティの麺に和えるものがトマトケチャップだけではあまりに味気ないと、苦心を重ねます。思いついたのが、刻んだにんにく、玉ねぎ、生トマト、トマトペースト、オリーブオイルを使った、風味豊かなトマトソースです。

次に、ハム、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームをよく炒めたものとスパゲティの麺を和え、先だって考案したトマトソースと合わせました。さらに、パルメザンチーズとパセリのみじん切りをふりかけ、ナポリタンの原型を完成させたのです。

入江茂忠氏が考案したこの料理の名前が、なぜ“ナポリタン”になったのかというと、中世時代までさかのぼります。

中世の頃、イタリアのナポリでスパゲティと言えば、トマトで作ったソースをスパゲティの麺にかけ、屋台で販売する、貧しい人々のための料理でした。連合国軍最高司令官総司令部に接収されていたホテルは、そこから“ナポリタン”というネーミングのヒントを得て、入江茂忠氏が考案した料理に名付けたのです。

要するに、ナポリタンは“スパゲティ・ナポリ風”という意味なんです。ナポリタンは当時の日本人の口に合い、瞬く間に全国に広がりました。





※皆様、如何でしたか!?

私は全く知りませんでした。

ナポリタンは『ナポリで生まれたスパゲティ』という、勝手な固定観念でした。

勉強になりました。
ありがとうございました。  


Posted by makishing at 09:48Comments(0)