2012年03月25日

椅子・ソファの選び方



今日は、朝日新聞3月17日の『アサヒリビングニュース』より《床座もあり?椅子・ソファの選び方》を、要約して紹介致します。




●ソファは必要?


ソファは一般的に2人掛けや3人掛けですが、たとえば、夫婦それぞれがソファに座って本を読んだり、テレビを見たりしながらくつろぐには、ちょっと窮屈・・・そう感じることはないですか。それともう一つ、日本人にはおなじみの畳での生活感覚、自由に座ったり寝ころんだりできる「床座」が落ち着く、という人も多いと思います。

かつては、応接間がある住宅も多く、テーブルとソファの応接セットが置かれていました。リビングにはソファが必要という“常識”は、その名残かもしれませんね。そう考えてくると、わが家には本当にソファが必要なのかと、生活スタイルを見つめ直すきっかけにもなりそうです。カーペットや、夏ならゴザを敷いて、ソファの代わりにクッションや座布団、座椅子を置くという、本格的な床座生活の選択肢もあり得ます。



●あせらず検討を


ソファを否定するわけではありません。ただ、たとえば夫婦が同じ空間でゆっくりと過ごすなら、できればマイチェアやマイソファがあった方が楽だと思います。ソファなら一般的には幅1.8メートル以上、奥行き70センチ以上あれば、体を伸ばして横になることができて理想的。

椅子やソファは飽きのこないシンプルなデザインで、多少値段は高くとも「一生もの」がお勧めです。質のいい椅子やソファが部屋にあると、その空間はずいぶんと良くなるもの。特にソファは大型家具なので、部屋の広さも考えて選ぶ必要はありますが、占める面積が広い分、季節や気分に応じてお好みのソファカバーや布をかけることで、部屋の雰囲気をガラリと変える楽しみもあります。

やっばり床座がいい、となっても、それに適した背の低いソファもあります。生活スタイルも含めて考える中で、じっくりと選んでください。


(答えてくれた人:中川倶子さん・・・株式会社アルプラン一級建築士事務所、代表取締役。)





※ソファについて、私もここ数年、疑問を持っていました。

家にあるソファ、あまり座らないんです。

そういうモヤモヤがあった時、ホッとさせてくれたのが、この記事でした。
  


Posted by makishing at 08:28Comments(2)