2014年10月19日

おサルさんから学ぶ防災


今日は、呼吸法と防災関連の先生から頂いたメールを、紹介致します。





「おサルさんから学ぶ防災基礎知識の巻」



◆おサルさんから学ぶ防災基礎知識の巻◆

普通のおサルさんのいつもの行動
1 おサルさんは、道具を使えるけど、作れません(今ある分だけ)
2 おサルさんは、農耕をしません 漁は難しい
3 おサルさんは、火を使いません、料理をしません
4 おサルさんは、危機が迫ると情報連携を行います(特別の声を上げる)
5 おサルさんは、子供を抱えて木に登ります 
6 おサルさんは、備蓄がありませんから、食べ物のある所へいつも移動します
7 おサルさんは、リーダーがいてリーダーは目前のことに対して全力で戦い、群れはリーダーに従います



さて、人は「災害」に対してどのように行動するか?

8 人は、作れる技術はあるが、電気や燃料がないから道具を作れません 配送できません
9 人は、農耕を続けられる限り続けます、船が沈没すると漁が出来ません
10 人は、電気が止まったり燃料が無くなると、料理が出来ません
11 人は、危機が迫るとテレビ・ラジオ・インターネットで情報収集連携を行います
12 人は、防災スピーカーを使ったり、一軒一軒声をかけながら出来る限り避難します
13 人は、子供と親と要介護者を抱えて避難します 何度も往復して救出します
14 人は、備蓄がありますから、食べ物を分け合います
15 人は、リーダーがいて全力で住民と仲間の為に対応します
16 人は、リーダーがいて会議を開き周りの人の意見を色々と未来のことまで考えて調整します
17 人は、パニックを起こすようなリーダーを選ぶ場合があります
18 人は、災害の前に頑丈な建造物を造り「安心」します
19 人は、安心できた建造物も時が経つと安心出来なくなります
20 人は、安心できない建造物を解体します 解体出来ない場合もあります



◆質問です◆【仮りに3ヶ月後に地震が来ると分かったとします。あなたはどうしますか?】
「1」既に準備はできている
「2」時間と費用の許す限りの準備をする
「3」成るように成る 色々やってもねえ!
「4」この体では助けてもらうしかありません

上記のどれかになります。(予知が出来ても出来なくても同じことだと思いますが・・・)



「2」についておサルさんに学びながら考察しますと

 素早く情報収集と連携を行い、早めに安全な所に子供を連れて一時的に避難して、
料理はせず、安全を確保し、その後食べ物のある所に移動します
優秀なリーダーの元ならば、そのリーダーの群れと同じ行動をとります
しかし、パニックリーダーの元にいたならば、群れの早期離脱を考え、
自分の考えで行動することになります

過去の災害に学でいる組織や家庭は行っています



自宅でも勤務先でも以下のことを行います

1 情報の収集と連携の用意と訓練
2 複数の避難路確保
3 転倒防止対策(タンスやキャビネットの下敷きになるな)
4 備蓄(3日〜7日分 企業は最低1日分を即用意)
  自宅では、ローリングストック 少し多めに先入先出で
  米、缶詰、お菓子、水、トイレットペーパー、ゴミ袋、カセットコンロとガスなど色々用意
5 勤務先での宿泊の用意(防寒対策)車輌での宿泊と食料備蓄
6 応急手当の教育と救急セットの補充
7 救助工具・レスキュー道具の整備
8 明かりを灯す準備(電池・バッテリー・発電機)
9 土砂災害・噴火・洪水・津波・地震どれが来るとどうなるのかを考えておく
10 安否確認と支援
11 助け合いの心で、自宅でも勤務先でも周りを支援
12 持病の処方箋は各鞄に入れておく方が良い
13 家族の待合せ場所、従業員の待ち合わせ場所など初動対応の書いた紙を作成
14 トイレの使い方リンク→http://bcpjapan.jp/blog/?p=1090





※皆様、緊急時について、おサルさんから、学べましたか?!
  


Posted by makishing at 06:57Comments(2)