2011年04月20日

【あいたくて】




今日は、東京書籍の教科書〔新しい国語5上〕より、見開きの詩【あいたくて】です。




【あいたくて】


工藤直子



だれかに あいたくて

なにかに あいたくて

生まれてきた

そんな気がするのだけれど


それが だれなのか なになのか

あえるのは いつなのか



おつかいの とちゅうで

迷ってしまった子どもみたい

とほうに くれている



それでも 手のなかに

みえないことづけを

にぎりしめているような気がするから

それを手わたさなくちゃ

だから



あいたくて





※とっても、ストレートに、心の中に‘スッと’入ってきました。

小学校五年生の、国語の教科書の、表紙を開いたら、この詩が出てきました。

素敵ですね!
  


Posted by makishing at 04:48Comments(2)