2011年04月15日

『おもてなし』について、色々!




今日は、去年5月に勉強させて頂いた『おもてなし』について、その資料から一部掲載許可を頂きましたので、紹介致します。




☆《おもてなし》とは・・・「相手を思いやる真心」=お客様に心から敬意を払い、それを行動で表すこと


◇ルーツ

日本の貴族時代(平安時代)に貴族同士の間で生まれ、それが侍の時代(鎌倉・江戸時代)へと引き継がれました。

「おもてなし」が広く一般の人たちにも広まったのは、武士が統治して世の中が安定してきた江戸時代に、庶民の多くが信仰と娯楽を兼ねた、お伊勢参りが盛んになってからのものです。全国各地からお参りのために旅をしてきた庶民たち(農民・商人・職人など)を暖かくお迎えし、接待することで、一般の庶民にまで「おもてなし」が広まったと言われています。



◇「おもてなし」は、「もてなす」「しつらい」「ふるまい」が三位一体となって実現されるもの



1.「もてなし」とは→「持つ」=上手に取り持って(応対して)、「成す」=失敗しないように行動すること。わざわざ足を運んで頂いたお客様に、出来るだけ満足して帰って頂くため、迎える側の心構えです。

2.「しつらい」とは→季節や趣向に合わせて、部屋を調度や花などの飾り付けで整えること。

3.「ふるまい」とは→TPOや趣向にふさわしい身のこなしをすること。




☆「おもてなし」まとめ


辞書で引くと→「ごちそうを出したりなどして、心を込めて客を接待すること」と書かれています。



「おもてなし」の最終目的は
「お客様のより大きな満足と感動を実現するために」です。

1.お客様の立場に立って考え

2.お客様の望むものを

3.お客様の望む時と場所で

4.心を込めてご提供する




※〔おもてなし〕すごく奥が深い、歴史ある行動なのですね!

この勉強会に参加させてもらえなければ、こんなに〔おもてなし〕を知る事は、出来ませんでした。

お客様主導の立場で、心を込めて行動する事、これから、しっかり頭に刻み込んでまいります。
  


Posted by makishing at 06:04Comments(4)