2011年06月10日

《工夫する生活》




今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第13弾です。





《工夫する生活》



「われわれの祖先が、ひとつひとつ工夫を重ねてくれたおかげで、われわれの今日の生活が生まれた。何気なしに見のがしている暮らしの断片にも、尊い工夫の跡がある。茶わんひとつ、ペン1本も、これをつくづくと眺めて見れば、なんというすばらしい工夫であろう」



同じことを同じままにいくら繰り返しても、そこには何の進歩もない。先例を破る新しい方法を工夫することの方が大切だ。失敗すればやりなおせばいい。失敗することを恐れるよりも、生活に工夫のないことを恐れた方がいい。

昨日と同じことを今日は繰り返すまい。どんな小さなことでもいい。どんなわずかなことでもいい。昨日と同じことを今日は繰り返すまい。

多くの人々の、このわずかな工夫の累積が、大きな繁栄を生み出す。






※歴史が進化していく様子について、まさに“今、当たり前の現象”が、昔の人々が知恵を絞って発明し、モノにしてくれたお陰に、他ならないですよね。

『何気ない、日常生活』が、実は素晴らしいことに、感謝です。今日も一日、感謝を胸に、行動します。
  


Posted by makishing at 05:57Comments(6)