2011年07月15日

人を喜ばせる〔その8〕





今日は、ある本からの抜粋(要約)です。




☆「ほめ上手」「ほめられ上手」の人とは?




私たち古い年代、特に男性の場合、目の前の人から直接ほめられると、即座に「謙譲の美徳」を発揮して、自分はほめられるには値しないと言ってみたり、話をそらせたりすることもある。


しかし、相手はほめることによって喜ばせようと思っているのだから「ありがとう」と言って好意を素直に受け取れば、その場の雰囲気も明るくなる。相手は目についたものについて、ポジティブな印象を言ってくれただけなので、こちらも「社交的」に有り難く受け入れるのが当然だ。


その上で、相手のほめ言葉を補強するような情報があれば、付け加えるとよい。例えばネクタイの場合であれば「先月パリに行った友人が買ってきてくれたものだ」というようなことである。すると、そこからどこのブランドかなどの質問も出てきて、楽しい会話への糸口にもなる。自慢にならないように盛り上げていくのが、付き合いの極意である。


そこで調子に乗って自慢たらしく説明しては駄目だ。ごたくを並べ始めたのでは、相手はうんざりしてしまう。


人にほめられて、ただ単に喜んでばかりいたのでは、気配りに欠ける。ほめられたら、そのお返しに相手をほめるのが、原則だ。相手の良いところを見つけて、その点についてほめる。お互いの気持ちに良い刺激を与え合うことによって人間関係が活発になり、スムーズな交流がなされるようになる。「ほめ上手」になると同時に「ほめられ上手」になるのが、人に愛され人気者になるコツである。






※“相手のほめ言葉を補強する情報を付け加える”・・・これをやっているか否か・・・たぶん、やっていません。

会話を楽しく、弾んだ雰囲気にするには、持って来いの方法だと、思いました。
  


Posted by makishing at 00:44Comments(2)