2011年07月29日
“鰯(いわし)”に関する諺
今日は、『ことわざハンドブック』より、鰯に関する諺です。
【鰯網で鯨捕る】
意味:鰯網に鯨がかかったことで、とてつもない幸運にめぐりあったとのたとえ。転じて有り得ない事をいう言葉。
【鰯で精進落ち】
意味:生臭物を絶つという自戒で精進したのに、最後に鰯を食べて祝いをし、もとの木阿弥になることから、つまらぬ事で大切な誓いを破ったり、つまらぬ相手にかかって名誉を損うこと。
【鰯の頭も信心から】
意味:つまらん鰯の頭のような物でも、信心の対象になれば有り難いと思う。昔、節分の夜にひいらぎの技に鰯の頭を突き刺して災い除けをしたとの風習もあった。出典は東海道名所記、<鰯の頭も信仰から>も同意。
※「鰯=つまらない物、大したことない物」の比喩に、なっていますね。
漢字も「魚へんに弱い」と書きますから。
ただ、鰯のレベルが存在するから、他が引き立つと思います。
Posted by makishing at
07:47
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