2012年10月11日

大王製紙子会社の9社統合計画



今日は、9月8日読売新聞より『大王製紙子会社9社の統合検討』を紹介致します。




創業家出身の前会長による巨額借り入れ事件を受けて、大王製紙の佐光正義社長は(9月)7日、中期事業計画を発表し、「(筆頭株主の北越紀州製紙と)両社から作業チームを出して(提携強化を)実りあるものにしたい」と述べた。北越紀州側は、提携関係を深める土台を作り、将来の経営統合を目指す考えだ。

この日発表した中期計画では、グループ子会社39社のうち、段ボール関連9社の統合を検討する。創業家出身の井川意高前会長による巨額借り入れ事件の温床となった子会社の再編を進め、不祥事の再発を防ぐ。

人員削減数も当初目標から100人上積みし、3年間で1000人に増やす。こうしたリストラを通じて、2015年3月期の連結売上高は12年3月期比で10%増の4500億円に、経常利益は4.7倍の225億円に増やす計画だ。





※‘あの’巨額借り入れ事件は、衝撃的でした。

一人の人の粗悪な行動が、沢山の人を不幸にしようとしています。

真面目な懸命行動を、やっていきましょう。
  


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2012年10月10日

アプリ76万人流出!



今日は、10月7日の読売新聞より『アプリ76万人情報流出』を紹介致します。





スマートフォンに入れると電話帳に登録された名前や電話番号、メールアドレスなどの個人情報を収集するアプリが出回り、収集した情報のうち、約76万人分が一時、インターネット上で閲覧できる状態になっていたことが(10月)6日、分かった。アプリは今も無料でダウンロードできる状態で、専門家が注意を呼び掛けている。

情報セキュリティー会社「ネットエージェント」によると、グーグルの基本ソフト「アンドロイド」用の無料アプリ「全国電話帳」。個人・法人の電話番号を検索できる。これまで約3400人がダウンロードした。起動すると、様々な個人情報・位置情報や端末IDが、神奈川県内のサーバーに送信される仕組みだった。

アプリのホームページでは過去のハローページとタウンページに掲載された約3800万件の情報をもとにデータベースを作成とした上で、アプリ利用者のアドレス帳、GPS情報も利用すると説明している。

開発者は集めた個人情報を閲覧できる状態になったのはミスで、責任を感じていると説明し、これまで収集した情報は全て消去したとしている。





※怖いニュースです。

個人情報に関して、法律でがんじがらめにしても、それとは裏腹にこんなことになっては、元も子もないように思います。

何でもが便利になっている現代ですが、考えさせられる内容だと思います。
  


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2012年10月09日

「社名は不思議です」その13




今日は、『知らないと、笑われ、ホサレ、はじかれる!?会社伝説』(ワンツーマガジン社)からです。






「社名は不思議です」






☆通りすがりの外人が名付け親の「ライトオン」





ジーンズを始めとしたカジュアル衣料のチェーン店を運営する「(株)ライトオン」の創業は1980年。創業者で現代表取締役の藤原政博が資本金400万円で東京都杉並区高円寺に設立したのが1号店。躍進のきっかけとなったのは、郊外の大型ショッピングセンターへの積極的な出店だったという。

創業前、藤原は「何かカッコいい店名はないだろうか」と考えあぐねていた。そこで立川米軍基地(当時)の周辺で、かたっぱしから外人に「今度、店をオープンするんだが、カッコいい店名はないだろうか」と聞いてみたという。そのとき彼らの口から出たのが「ライトオン(Rightーon)」という言葉だった。

ちなみに「ライトオン」には「まったくその通り」「情報通」「時代の先端」「洗練された」などの意味があり、それが店のイメージと当てはまると感じたため、店名(社名)に採用したという。






※このシリーズも、けっこうな回数に、なりました。

「ライトオン」の意味、かっこいいですね!普段から、この言葉、使いたいですね。

やはり、名前って、大切です。
  


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2012年10月08日

“心揺さぶる”シャンソン歌手



今日は、二週間程前に参加した交流会で、本格的なシャンソン歌手の方の歌を聴きまして、その方についての新聞記事を頂きました(一般の方が、その歌手について投稿した記事)ので、それを紹介致します(2月26日京都新聞)。




《期待する心揺さぶる歌》

投稿者:滋賀県大津市 公務員(58)


私には、尊敬するシャンソン歌手がいる。彼女は京都を拠点に、ライブ活動を続けているが、ボランティアで福祉施設にも足を運んでいる。ある特別養護老人ホームを訪問した時は、日ごろ誰とも口を利かない100歳の女性が、彼女の歌に合わせてシャンソンを口ずさんでいたそうだ。

歌には、その人だけの人生の思い出を消さない力があり、生きていることを前向きに捉えさせてくれるエネルギーがあると思う。

シャンソンと言えば、フランスの国民的歌手エディ・ピアフを思い出す。愛情に飢えた不遇な幼少期と、その後の人生。私が敬う歌手とピアフが重なる。

50歳を過ぎた彼女はいつも、歌を聴く人々の心に人生の悲哀と歓喜を届けている。今後、彼女が年齢を重ねるにつれ、その歌がますます私たちの心を揺さぶることを期待している。

そして私は、歌詞に込められた意味をもっと理解できるようになりたいと思う。そのためには、さまざまなことに感謝して、何げないありきたりの日常を、もっと大切に生きることではないかと自戒している。





※歌という形を通して、伝えることができる『人生の悲哀と歓喜』は、一つの素晴らしい長所です。

今回、採り上げたシャンソン歌手の方の歌に、釘付けの牧野眞一が、たたずんで居ました。

素晴らしい歌のプレゼント、ありがとうございました。
  


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2012年10月07日

‘価格の法則’何号室がトク?



今日は、リクルートの不動産用フリーペーパー『スーモ』10月2日号より《新築マンション何号室がトク?価格の法則》のポイントのところを一部削除して、紹介致します。(アドバイザー:住宅ジャーナリスト小菊豊久さん)




☆価格決定の法則をヒントに“したい暮らし”を考える・・・「例えば一般的に南向きは人気が高いため価格も高い。でも、仮に“したい暮らし”に日当たりの良さが含まれていなければ、東向きや北向き住戸もターゲットになる。当然価格は南向きより安く、それがあなたにとってのおトクな住戸というわけです」。まずは価格が決められる法則をふまえながら、住まいに求める条件を比較検討しよう。



☆家族構成、暮らし方などで理想の階数は異なる・・・通常は階数の高さに比例して眺望や日当たりは良くなり、価格は上がる。しかし、低階層もオススメだ。「最近では一階に住戸がない物件も増えており、その場合は二階が最安値の価格帯になります。また、高台なら低階層でも眺望がいい場合も。実際の眺望をシミュレーションできるモデルルームも増えているので確認を」。



☆南向きは人気だが、ほかの方角にもメリットが・・・日本人に根強い“南向き信仰”だが、南以外の方角にも見逃せないメリットがある。「北向きは安いだけでなく、高階層なら光が回り込んで意外に室内は明るい。東向きは午後に日が差さないぶん、夏に冷房費を節約できる。西向きは夏の西日で室内が暑くなる印象があるが、最近の新築は断熱性に優れていて実はそれほどでもないという声もあります」。



☆「角」より「中」のほうが価格の面でおトクに・・・「角住戸は、採光、風通しがよいほか、共用廊下の端に位置するため、他人が玄関前を通り過ぎることがなく、プライバシーが確保しやすいことなどメリットが多いぶん、価格は中住戸より高め」。角住戸のデメリットとしては窓が多いぶん家具が置きづらいことがあるが「腰くらいまでの高さが壁でそこから上が窓の腰高窓なら、背の低い家具が置けます」。



◎まとめ・・・何を優先するかで、おトクな家は十人十色

多くの人が良いと感じる人気の住まいが、必ずしもあなたの理想とする生活と一致するとは限らない。世間に流されず自分たちが住まいに何を求めるかをハッキリさせて、デメリットとは思えない理由で価格が下がっている住戸を探そう。それがあなたにとってのおトクな住戸だ。





※これまでの‘良い住戸’の概念を一掃し、『自分たちにとって』をフォーカスしたら、それで良いということだと、解釈しました。
  


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2012年10月06日

前向きの輪の中




【前向きの輪の中】



生きていると

いろいろある



落ち込んだり

後ろ向きになったり



それをなんとかするのに

自分力で起き上がるのは




難しかったりしないか




そんなときは

入ると解決!



それが『前向きの輪』
  


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2012年10月05日

ジャパネット型「成功パターン」


今日は、ある方のメルマガからお送り致します。







私が
「おはようパーソナリティ道上洋三です」
をときどき聞いていることは、
以前のメルマガに書かせていただいたかと思います。

今回もこの番組からです。


このラジオ番組中、8時50分ぐらいに
ジャパネットたかたのラジオショッピングがあります。


放送の様子はなんとなく想像できるでしょうか?


 - 甲高い声で
 - とてもテンション高く、
 - とても勢いよく、
 - とてもお得に感じるように

商品紹介をされています。



このコーナーを高田社長が担当されていた時のお話です。
高田社長は次のように仰いました。

「ラジオショッピングは7回ぐらい繰り返して
 やっと購入を決意してもらえる」



「俺は何回聞いても買わないよ!!」

そう思った方、私もです。


おそらく私のようなリスナーは
ジャパネットたかたのお客様じゃないんでしょうね。


聞いて「どうしようかな?」と迷う方が、
ジャパネットたかたのお客様なのでしょう。

そしてそんな方が、同じ商品の放送を
7回ぐらい聞いたら購入してくださるということなのでしょう。



この話から感じたことが2つあります。


一つ
こちらを見てくれる人だけがお客様である。

 自社のやり方、こだわりに賛同してくれる方だけがお客様。
 万人に受け入れられる必要はない。


二つ
成約パターンがある。

 お客様に対して、
 どのようなアプローチを何回繰り返せば購入していただけるか
 それが見えている



いかがでしょうか?



なんとなくよく売れる営業パターンがある方、
一度書き出して整理してみるといいかもしれません。

社内で共有し、効率のよい営業につながればと思います。







※ここでの強みは‘成功パターンを持っていること’と‘ターゲットを絞り込んでいること’だと思います。

特に後者のほうは、意外に気づかないケースが多いと思います。

「誰にでも使ってもらいたい」が、メーカーの開発者の願いであるパターンを、よく見受けますが、これからは、そうでない商品が勝利を掴んでいくように、思います。

あと、高田社長は『家で掃除機をかけていても、聞こえる声の持ち主らしい』ことが、大きな特徴だと思います。
  


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2012年10月04日

シリコンバレーの‘ジンクス’とは?



今日は『知らないと、笑われ、ホサレ、はじかれる!? 会社伝説』(ワンツーマガジン社、斎藤一真とデータタンク著)から《シリコンバレーの笑うに笑えないジンクス》を紹介致します。






マイクロソフトやヤフーなど、世界に名だたるIT企業が集中するアメリカのシリコンバレーでも、あるジンクスが語られている。それは、「巨大な自社ビルを建てたIT企業は必ず凋落する」というもの。

たとえば、1990年代にはマイクロソフト社と激しいバトルを繰り返し、世界第2位のソフトウェア会社として君臨していた「ボーランド」社は、1994年に7千万ドルという莫大な建築費をかけてシリコンバレーの南に本社を建設した。

ところが、それ以降業績は急下降。企業買収と社名変更を繰り返して、巨大ソフトウェア会社から開発プロセスツール会社に変身して、本社もテキサス州のオースティンへ移した。

また、コンピューターグラフィックスの分野を築き上げたことで有名なシリコングラフィックス社は、1990年にニューヨーク証券取引所に上場。さらに、1996年には世界最大のスーパーコンピューターメーカーだったクレイ・リサーチを合併するなど、破竹の勢いだった。

しかし、シリコンバレーに新社屋を建設した途端、経営状態が悪化し始め、2000年にクレイ部門を売却。それでも経営は改善せず、2006年には連邦倒産法の適用を申請し、実質的に経営破綻した。

ちなみに、グーグル社はかつてシリコングラフィックス社のオフィスだった建物を間借りして急成長を遂げ、JAVAの開発を行ったことで知られるサンマイクロシステムズ(現在はオラクル社に買収された)は医療施設をオフィスに転用していたなど、元気のあるIT企業はいずれも新社屋を建設していなかった。

こうして見てくると、コンピューターの最先端企業もジンクスからは逃れられないということなのだろうか。






※このような実際の出来事!・・・皆様は、どう思われますか?単なる偶然でしょうか!?

ジンクスって、あちこちで囁かれます。信じるか否かは、それぞれですね。
  


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2012年10月03日

‘B級雑学’クイズより





今日は、『ウルトラB級!雑学検定』(副題、解けばウケる!話せばモテる!うんちくクイズ)より、8回目の紹介です。






Q22.プロ野球チームのなかで、永久欠番が圧倒的に多い巨人軍ですが、その数は、いくつ?



Q23.時々。早々。追々。同じ文字を重ねるときに使う「々」は、なんと読む?



Q24.相撲取りになるには、まず新弟子検査に合格する必要があります。この検査に合格するために、頭の手術をした人気力士といえば?






さて、如何でしょうか?

今回も、正解を、下に載せます。






A22.6つ

「1」「3」「4」「14」「16」「34」の6つ。「1」は世界のホームラン王・王貞治、「3」はミスタージャイアンツ・長嶋茂雄、「4」は戦時中に活躍した黒沢俊夫、「14」は戦前の速球王・沢村栄治、「16」は打撃の神様・川上哲治、「34」は国鉄から移籍後、巨人で400勝を達成した金田正一。ちなみに他球団では、阪神に三個、中日、広島に各二個ずつの永久欠番がある。



A23.踊り字

この他にも「おくり字」「かさね字」「畳字」などの呼び名がある。「々」の他にも「ゝ」「、」なども踊り字に含まれる。現在は漢字の場合にしか用いられないが、旧仮名遣いで文章を書く場合などには、ひらがな、カタカナの場合にも普通に用いられていた。かなの場合には「すゞ」「ほゞ」などのように濁音をつけることもできる。

ちなみに、パソコンでは「同じ」と入力すると変換で出てくる。



A24.舞の海

90年代に人気を集めた舞の海は、その小さな体から繰り出す多彩な技で「技のデパート」の異名をとった。新弟子検査の際には身長が足りず、頭皮を切開しシリコンを詰める手術を行い検査をパスした。その小ささをカバーするための、猫だましや八艘跳びなどの奇策で人気力士になり、引退後の現在はスポーツキャスターとして活躍している。






※さて、今回は如何でしたか?!

簡単だった方、難しいと思った方・・・

プロスポーツの世界にお詳しい方は、わかると思います。
  


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2012年10月02日

《もったいない》





今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第17弾です。






《もったいない》




「“もったいない”という言葉が人びとの口から次第にうすれてきた。そして、それが何となく古くさい言葉のように思えてきたとき、世相の一変でいやが応でも、ものを大事にしなければならなくなってきた。その必要性が次第にふえてきた。自然の摂理と言おうか」






美しい自然や水や緑、そうしたものがいくらでも日本にあるものだと思っていたが、それは大事なものになってきた。


いくらでもあって、欲しいときにはいつでも手に入って、だからあるということがあたりまえで、別にありがたいとも思わず、その尊さが生かされないままに極めて無造作に扱われてしまう。そんなことが何と多いことか。


大事なことは、もう一度「もったいない」という言葉を取り戻すことである。その思いでもう一度まわりを見まわして見ることである。今からでもおそくない。






※この言葉、かなり以前に残されたものですが、皆様はどうお感じになりましたか?!

現在の状況を、わかって残して頂いたように、私は思ってしまいます。
  


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2012年10月01日

BRICsがBRICS、そして続く国々



今日は、ウィキペディアから、BRICs関連について、紹介致します。






BRICs(ブリックス)とは、経済発展が著しいブラジル・ロシア・インド・中国の頭文字を合わせた四カ国の総称。

投資銀行ゴールドマン・サックスのエコノミストであるジム・オニールによって書かれた2001年11月30日の投資家向けレポート『ビルディング ベター グローバル エコノミック ブリックス』で初めて用いられ、世界中に広まった。なお、同じくゴールドマン・サックスの2003年10月1日の投資家向けレポート『ドリーミング ウィズ ブリックス : ザ パース トゥ 2050』で初めて用いられたと勘違いしている情報も見受けられるが、これは明確に誤りである。

2011年4月13日に中国の北京で行われた四カ国首脳会議に南アフリカ共和国が初参加したことに伴い、正式名称がBRICsからBRICSとなった。






◇規模の大きさ・・・BRICsが世界に占める割合をみると、国土面積で29%、人口では42%となっており、世界の圧倒的な比重を占めている。


◇世界経済に占める地位・・・GDPの割合を購買力平価で換算すると24%(ただし、2007年、中国の購買力平価ベースのGDPが基準値の変更の遅れなどで、四割減少した)と大きく上昇し、アメリカ(21%)、EU(20%)を既に上回っている。


◇これまでの成長実績および今後の成長見込・・・ここ10年の間に新興工業国の経済成長が失速したのとは対照的に、この四カ国は平均で年6%の成長を遂げており、特にインドとブラジルは今後も比較的高い成長率を達成していくものと予想されている。






☆類義語



*IBSAC・・・インド、ブラジル、南アフリカ、中国を繋げた造語。これは、ロシアが新興国として扱われる事に抵抗感を持っていること、南アフリカとの関係強化を目指すイギリスがその知名度を高めておきたかったことなどから、2005年2月のG7において議長国のイギリスによって発表されたものである。


*Next Eleven(ネクストイレブン)・・・BRICsの名付け親、ゴールドマン・サックス社は2005年に出した予測で、BRICsに続く経済大国予備軍「ネクストイレブン」として、韓国、バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナム、メキシコの11カ国を示した。


*LEMs・・・国際経済研究所の「The United States and the World Economy(2005年1月)」では、BRICsおよび南アフリカの5カ国にアルゼンチン、インドネシア、韓国、メキシコ、サウジアラビア、トルコを加えた計11カ国が、今後の世界経済に大きな影響を及ぼすLEMs(Large EmergingーMarket Economies)として取り上げられている。


*VTICs・・・2006年9月4日付けの日本経済新聞にて紹介された造語。BRICsからB(ブラジル)とR(ロシア)を省き、代わりにベトナム(V)とタイ(T)を加えたもの。ブラジルが日本から地理的に遠い事、ロシアに投資するリスクが高い事と、日本企業の中国投資の変更先としてこの二国が注目され始めている事から言われるようになったが、一般的な知名度は非常に低い。


*VISTA・・・BRICs経済研究所のエコノミスト門倉貴史がBRICsに続くグループとして2006年11月に提唱した造語。同年12月には日本経済新聞にも引用された。ベトナム(V)、インドネシア(I)、南アフリカ(S)、トルコ(T)、アルゼンチン(A)を繋げたもの。地理的なバランスと高成長のための条件、すなわち豊富な天然資源、労働力の増加、外資の導入、政情の安定、購買力のある中産階級の台頭を勘案して、新興国からポストBRICsの候補が選出されている。


*MEDUSA・・・BRICs経済研究所のエコノミスト門倉貴史がBRICsに続くグループとして2008年1月に提唱した造語。マレーシア(M)、エジプト(E)、ドバイ(D)、サウジ(SA)を繋げたもの。いずれもイスラム教国であり、イスラム金融が浸透している新興国のグループ。


*E7・・・PwCが公表した報告書に記された7国(中国、インド、ブラジル、メキシコ、ロシア、インドネシア、トルコ)。


*CIVETS・・・HSBCが提唱した造語。コロンビア、インドネシア、ベトナム、エジプト、トルコ、南アフリカの6ヶ国からなる。






※世界中で、経済動向が変わるさまを、こうした言葉(造語)や意味で、推し量ることが出来ますね。
  


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