2013年10月31日
‘ひこにゃん’を使った滋賀県彦根市の取り組み
今日は、いつも楽しく拝読しているメルマガからです。
【ダイレクトメールの進化】
突然ですが。
ひこにゃんから年賀状が届いたら、うれしいですか?
おじさんはともかくとして。
お子さんなら、確実にうれしいと思うでしょうね。
でも、そんなことってあるんでしょうか?
実は、あるんです!
ひこにゃんから、年賀状が届くのです!
彦根市のマスコットキャラクター、ひこにゃん。
ゆるキャラブームの火付け役になったことで、有名ですよね。
最近は、いろんなゆるキャラが登場して、差別化が難しくなってきています。
熊本県のくまもんが、観光への貢献で大臣表彰されたりしています。
ひこにゃんとしても、負けられないところです。
そこで、彦根市は訪れた観光客に対して年賀状を出す作戦を展開します。
ダイレクトメールの中でも、年賀状は特別なんだとか。
まず、お正月と言う時間が比較的ある時に届きます。
そして、必ず宛名をチェックします。
貰ったのにお返事しないのは、失礼にあたりますからね。
最後に、くじの抽選の時にもう一度見ます。
ですので、印象に残りやすいのだそうです。
彦根の城下町も、整備されてきれいになっていますが。
こうしたハードだけでは、観光客がリピーターにはなりません。
ひこにゃんからの年賀状という、ソフトを組み合わせることで。
リピーターが増える、そんな作戦を考えたのです。
観光立国日本、と言う言葉も、実は奥深いです。
単にハードの整備、おもてなしの心だけでなく。
お客様にリピートしていただく仕掛けが、見えない仕掛けだったりするのです。
※ゆるキャラブームが展開される中、とても面白い戦略です。
この形だと、子供連れの観光客の場合、自然にターゲットが子供になり、リピートオーダーは子供からの投げかけで、出てきます。
これまで、くまもんが一人勝ち的な様相でしたが、ひこにゃんの逆襲を、期待したいなと、思います。
Posted by makishing at
05:57
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