2016年03月02日

大豆の〔歴史と意味〕


今日は、一般社団法人栄養改善普及会という団体が出している冊子『あかるい食生活 No.754』から、食品研究部の記事で大豆に関するもの(ブログテーマ:大豆の〔歴史と意味〕)の一部分を紹介致します。





大豆は紀元前2000年以前から中国で栽培されており、日本へは弥生時代に朝鮮半島を経て入ってきたと考えられています。奈良時代には中国との交流が盛んになって、仏教と共に大豆やその加工方法が伝わって来ました。古事記(奈良時代)にも「豆」が記され、特別な食物だったようで、日本で広く栽培が始まったのは鎌倉時代以降のようです。

仏教の普及の影響で肉食が禁じられ、大豆はますます栄養食・保存食として広まりました。そして、時代と共に加工技術も一層発達し、現代では味噌・醤油・納豆・豆腐・油揚げ・がんもどき・凍豆腐・おから・きなこ・油等の食品のほか飼料や肥料にも広く利用され、私たち日本人の生活になくてはならないものとなっています。

「だいず」は漢字で大豆と書きますが、これは「大いなる豆」の意味から名付けられたと言われています。「大いなる」とはすなわち「偉大な・立派な」の意味です。

優れた栄養成分のある大豆は今や機能性食品とも言われ、抽出した成分を加えた食品も開発されています。





※如何でしたでしょうか!?

この記事は、前後に長い文章がありましたが、一番面白いと思った内容が、この部分でした。

大豆=大いなる豆・・・知りませんでした!
  


Posted by makishing at 06:02Comments(0)