2012年04月21日

サラリーマン川柳25周年:パート1



先日、サラリーマン川柳コンクールを主催している、第一生命の方に、小冊子『サラ川25周年ヒストリーガイド』を頂きました。

これは、過去のサラリーマン川柳約87万句からノミネートされた、優秀作品を紹介するものです。

今日は、その中の60句を、年代別にしているのがありますので、1990〜1995年の15句を、時代背景と共に紹介致します。



「バブル景気に日本中が沸き、そしてバブル崩壊によって夢から覚めた時代。それが80年代後半から90年代初頭の日本の姿でした。皇太子ご成婚、Jリーグ開幕といった明るい話題もありました。また、ポケベルやPHS、新たな録音媒体として登場したMD(ミニディスク)など、今や別のモノにとって替わられた製品が多く誕生したのも、この頃でした。モノや出来事のサイクルが加速化することを予感させた時代だったと言えるかもしれません。」




◆一戸建、手が出る土地は、熊も出る(ヤドカリ)

◆父帰る、一番喜ぶ、犬のポチ(ポチ)

◆まだ寝てる、帰ってみれば、もう寝てる(遠くの我家)

◆ボーナス日、ウラをかえせば、返済日(若手役員)

◆陰口を、たたくやつほど、ゴマをすり(世渡り上手)

◆いい家内、10年経ったら、おっ家内(自宅拒否症)

◆さからわず、いつも笑顔で、従わず(不良OL)

◆耐えてきた、そう言う妻に、耐えてきた(マスオ)

◆「妻」の字が、「毒」に見えたら、倦怠期(FA宣言できない夫)

◆やせてやる!!、コレ食べてから、やせてやる!!(栗饅頭之命)

◆宝くじ、馬鹿にしながら、根は本気(バブル人)

◆ふりむくな、運転中と、化粧中(太鼓秀吉)

◆『ゴハンよ』と、呼ばれて行けば、タマだった(窓際亭主)

◆ダイエット、今食べたのは、明日の分(スマート田口)

◆人が減り、給料減って、仕事増え(あんどう なつ)





※う〜ん、面白い!

サラリーマン川柳は、本当に良いですね。

川柳のシリーズは、他にも沢山あるそうです。

この年代別の60句も、何回かに分けて紹介しようと思います。

御期待下さいね。
  


Posted by makishing at 05:42Comments(0)