2012年11月11日

木枯らし1号の秘密


今日は、好んで読ませて頂いているメルマガから、紹介致します(一部削除)。




木枯らし1号とは、吹き始めの木枯らしのこと。10月半ばから11月末にかけて吹く冬型気圧配置、北よりの風速8メートル以上の季節風と定義され、発表しているのは、東京と大阪だけなのだそうです。

木枯らし1号は毎年立冬と同時期にやってきますが、期間や気圧配置、風向き、風速の定義に当てはまらないと、その年の木枯らし1号の発生は無しとなります。

ちなみに木枯らし2号や3号も吹いてはいるのですが、木枯らしそのものが観測情報にあたらない季節現象なので、発表されません。また、昨今の地球温暖化の影響からか、近畿地方の木枯らし1号は東京より少し遅めにやってくる傾向にあります。

冬を告げる木枯らし1号と同様に春の便りを知らせてくれるのが春一番です。なぜ統一されていないかというと、これらは暮らしの中で言い伝えられてきた言葉であり、気象庁がつくった用語ではないから。

厳しさや強さを感じさせる『1号』に対し、『一番』は柔らかさや穏やかさを感じさせてくれるような印象で、語感としてはぴったりです。

この季節は日照時間も少なくなり、体のバランスが崩れやすい時期。木枯らしが運んでくる冬の足音を聞いたら、温かくして十分な睡眠と休養、バランスのいい食事を心がけましょう。



参考:日本気象協会、気象庁、朝日新聞デジタル、テレビ金沢、エキサイト、はてなブックマークニュース




※早いもので、もうそんな季節です。

しかしながら『木枯らし1号』と『春一番』を、同列で見たことがなかったので、中身の意味合いも含め、沢山の発見ができました。

観測情報だったり、気象庁用語であるか否かによって、出し方が全然違うのも、知らなかった内容でした。
  


Posted by makishing at 07:00Comments(2)