2018年10月21日
動物にしっぽがあるのはなんで?
今日は、書籍『子どもの「なんで?」に答えます!』(発行・発売:(株)アントレックス)の中から【動物にしっぽがあるのはなんで?】を紹介致します。
【動物にしっぽがあるのはなんで?】
A:大昔、すべての生き物は海の中にすんでいて、その後、魚の一部が陸で暮らすようになると、魚の尾びれが動物のしっぽになりました。
動物のしっぽは、魚と関係があります。
約5億年前、地球の生き物はすべて海の中にすんでいて、水の中を進むために尾びれが発達していきました。その後、魚の一部が陸で暮らすようになると、魚のときにひれだったところが手や足になり、尾びれはしっぽに変化しました。だから動物には、しっぽがあるのです。
しっぽは、前に進むための助けや、走るときに体のバランスをとる役目を果たしています。けれども、動物のしっぽには、別の役割をもつものもあります。たとえば、クモザルでは木にぶら下がるための道具となり、ネコやリス、キツネは、寝るときにしっぽを体に巻きつけて毛布の代わりにしています。ウシやウマ、ゾウなどは、虫を追いはらう道具として使っています。反対に、モグラやコアラなどのようにしっぽをほとんど使わない動物は、極端に短くなっています。
人間にもしっぽがありません。けれども実は、お母さんのおなかに生まれた最初のころは、しっぽがあります。それが、おなかの中に生まれて2か月もしないうちに消えてしまい、しっぽのなごりのような骨だけが残ります。「尾てい骨」といっているのはここの骨のことです。
※この本からの掲載は、知らない事だらけで、いつも「へー!」と思ってしまっています。
大昔は、全ての生き物が、海の中に住んでいたのですね。
わからない事や知らない事を、文字通り「なんで?」と感じて勉強するのが、いいですね。
Posted by makishing at
06:07
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