2010年01月31日

フランスは世界の〔お菓子王国〕



今日は、たまたま居間に置いてあった、お菓子作りの本『どんな国?どんな味?世界のお菓子 ? ヨーロッパのお菓子』より、24ページのフランスのお菓子《マドレーヌ》について、です。



◆マドレーヌ誕生


日本でも、おやつやお茶うけによく食べられているマドレーヌは、本場フランスでも大人気のお菓子だ。

マドレーヌの由来には、いくつか説があるけれど、その中でも最もよく語られるのが、マドレーヌ・ポミエという女の子が作ったとする説だ。

18世紀なかば、ポーランドの王だったスタニスラフ・レクチンスキーが、フランス東部のロレーヌ地方コメルシーに滞在していた時の事。レクチンスキー公は大変なお菓子好きとして知られていたけれど、ちょうどその時、菓子職人がいなかった。代わりにお菓子を作ったのが、メイドのマドレーヌ・ポミエだった。

出されたお菓子の美味しさに感激したレクチンスキー公は、そのお菓子に女の子の名前をつけたと言われている。

マドレーヌをフランスに広めたのも、レクチンスキー公だった。彼は、フランス国王のルイ15世と結婚した娘のマリーに、美味しいマドレーヌの作り方を教えた。マドレーヌは、王宮でも評判になり、フランス中に伝わった。




※全く知らない領域の話でした。実は、この本、小学3年生の息子が、学校の図書館から借りてきた本なんですよ。
  


Posted by makishing at 00:13Comments(2)