2011年02月09日

『安静が身体にいいとは限らない』





今日は、日野原重明さんの『生きかた上手手帳2009』より、“自分のからだは自分で管理する”の中の「“安静”がからだにいいとは限らない」を、御紹介致します。





「“安静”がからだにいいとは限らない」



病気の治療には“安静”がいちばん、と考える人は多いでしょう。でも実際のところは、ただじっと仰向けに寝ているだけでは、筋力が落ち、骨がもろくなりますし、心身ともに動かすことが可能なのに寝ているのは、精神的にもストレスのもととなります。ほんとうに安静にする必要がある患者さんは、麻酔時間の長い手術を受けた外科患者や、高熱や下痢、嘔吐、呼吸困難が続く患者、からだを大規模に切開するような手術を受けた患者さんです。軽い風邪を引いたときに、お風呂に入ってはいけないというのも根拠のないタブーです。適度な温度のお湯につかると、筋肉の緊張がとれ気持ちもリラックスします。ただ、湯ざめには気をつけてください。






※如何でしたでしょうか?“安静”って、残酷なことです。
去年、身近な人が入院し、病気の内容により、ベッド上安静を余儀無くされました。
退院してから、歩行能力をはじめとする運動能力の低下に驚きました。
身体を大切に、生きていきましょう!
  


Posted by makishing at 05:23Comments(2)