2011年02月16日
物事を童話に置き換えてみる
今日は、読売新聞、去年の11月21日『本よみうり堂、ビジネス5分道場』より、《物事を童話に置換して捉えよ》を、要約して紹介致します。
「日本タイトルだけ大賞」の運営に携わっているが、本のタイトルだけを審査する珍しい賞で、候補は珍しいタイトルが並ぶ。
タイトルには工夫を凝らしたのが多く、渋沢栄一『論語と算盤』、本多清六『私の財産告白』など対比法(論語と算盤)や熟語化(財産告白)などの技巧を駆使している。
一昨年大賞を受賞したのは、マネー・ヘッタ・チャン著『ヘッテルとフエーテル』だ。「ヘンゼルとグレーテル」の童話をモチーフに過去のマネー詐欺事件を取り上げたビジネス短編集である。
実録だと生々しいが童話風のため印象がソフトで、シンプルゆえ詐欺の構造も、わかりやすい。
「欲をかいた人間が最後に罰をうける」という童話基本構造にも、つながっている。
タイトルの妙は、ビジネスを童話風に仕立てた表現で、人間の行動はビジネスであっても童話であっても同じであるのを指摘している。
これは、あらゆる事象を童話で表現できる可能性を示している。ビジネスを童話に置き換えて考えると、物事をシンプルに捉えることができる。
※物事を童話に置き換えると“シンプルになる”のですね。そうすると、難しさから、脱出出来るのですね。
“ドラマのような現実”って、ありますけど、現実をドラマのように置き換えると、素敵かもしれないですね。
Posted by makishing at
02:33
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