2011年02月28日
人を喜ばせる〔その7〕
今日は、ある本からの抜粋(要約)です。
☆「たまに」お返しをする人とは?
目上の人がごちそうしてくれる場合が何回か続くと、そのうち慣れてしまい、有難味が徐々に希薄になってくる。
そのように、マンネリ化してしまうと、上下関係も、うまくいかなくなる。ちょっとした刺激を与えてみる。たまにお返しをするのである。間違っても、ごちそうしてくれたよりも格上の店を使ってはいけない。上司にケチをつけて、恥をかかせる結果になりかねない。
できれば、上司が普段訪れないような種類の、若者が集まる流行店とか、場末の居酒屋とかである。お返しに使った金額は、上司が使ったそれに比べれば小さいものであっても、価値はかなり大きい。
上司としては、自分を喜ばせようと考えてくれたことに対して、部下の誠意を感じる。
大切なのは、自分が喜んでいるという事実を伝えるために、 相手を喜ばそうとする気持ちである。
たとえ少なくても、お金という「気持ちの伝達媒体」を利用したからこそ、気持ちを有効に伝えることができる。金額が小さくても、発揮する力は非常に大きい。生きたお金の使い方の一例である。頭を使えば、金も上手に使える。
※人間関係において、マンネリを避ける刺激策は、こうした発想や行動を、することなんですね。
Posted by makishing at
06:14
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