2011年02月23日

“ムダを省いて”安く、良い家を建てる会社とは?

今日は、あるテレビ情報番組からです。

『アキュラホームが、安くて良い家を作れる理由』


元々、大工だった、宮沢俊哉社長


家造りの現場は、あちこちに無駄ばかり


自身で会社を立ち上げ、どうしたら無駄が省けるか、考えた


普通の家は、ドアの上部の下がり壁があり、大工さんの手間賃が発生


これを全てドアにした


クローゼットを部屋と同じ材料にした


天井と壁の隙間を無くすために、壁紙を隙間までしっかり貼る


大工さんの余計な仕事が多すぎて、無駄な時間が発生する


これを本部の建築資材センターで預かり、必要な物を必要な時に出荷する


4500項目のコストダウン項目がある


社長の自宅が実験棟になっている


匠階段(支えの無い階段)が、グットデザイン賞を受賞

収納の奥行きを、人間の肩幅にする研究もしている


自宅兼実験棟は、5軒ある

大工さんの技術は凄いので、それを伸ばしたい考え


技術力を良くする為に、過剰スペックが多い


日本の工務店が儲からず、これを何とかしようと考え、アキュラホームのノウハウを550万円で売り出した


安くて良い家を造る為のノウハウ集がデータベース化した


そして、デザインもノウハウ化してしまった


アキュラホームのノウハウは、正直安かった


宮沢俊哉社長のノウハウは、口コミで広がった


良い腕を持っているもののお裾分け


大手のハウスメーカーもノウハウを貰いに来ている


受注数を伸ばそうとしているのではなくて、良い家を建てる為にやっているから、それでも良い





※テレビを観て、入手した情報です。業界関係者の方々の、事業スキームに、役立つと思います。

『受注数を伸ばす為ではなく、良い家を建てる為に、やっている』・・・このワンフレーズが、全てを物語っているような、そんな気がしています。

そして、ノウハウを、惜しげもなくお裾分けする姿は、松下幸之助先生の考え方と、重なりました。
  


Posted by makishing at 06:04Comments(2)