2013年06月02日
ストレス源とは?
今日は、たまたま図書館で勉強していた時に、気が散って、全然勉強と関係ない本に手が伸びました。
『ヘルスカウンセリング事典』(監修:宗像恒次、編集代表:橋本佐由理、発行:日総研出版)より、4の11.ストレス関数から《ストレス源とは》を紹介致します。
心理・社会的ストレスは、一言でいうと「自分の思いどおりにならないこと」を認知している時に、生じている。すなわち、自分がやりたいこと、あるいはやらなければならないことがあり、それが思いどおりに進まず、これからもうまく進むという見通しが持てず、さらに、支援してくれる人もいないと認知する時にストレスが生じる。そして、その「思いどおりにならないこと」はストレス源と呼ばれる。
ストレス源としての「思いどおりにならないこと」が強くある時、胃痛や頭痛などの身体症状、不安や怒りなどの精神症状、衝動買いや過食などの行動症状など、ストレス反応としての何らかの症状が生じてくる。しかし、ストレス源があるからこそチャレンジや連帯、愛情が生まれる。そして、ストレス源を積極的な生産活動、自己成長を促すエネルギー、集中力の源として上手に活用することもできる。ストレスをプラスに活用していくか、マイナスに働かせるかは自分次第である。マイナスに向かわせないようにするためには、まず自分自身の状態に気づくことが必要である。
※図書館の中でしたから、たくさんの書籍がありました。
たまたま、その中から手にして、たまたま読んだページが上記部分でした。
とても、解りやすく書いてあります。
『身体症状・精神症状・行動症状』の分類は、納得です。
ストレスをプラスに転化していくエネルギーにする説明も、素晴らしいです。
ストレスは、大なり小なり誰にでもあると、思っています。どのようなメカニズムでダメージを受け、どう付き合っていくかが、鍵だと思います。
Posted by makishing at
05:58
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