2018年02月15日

ダイドーグループ社長が語る


今日は、読売新聞1月20日の経済面より【ダイドーグループ社長が語る】(トップが語る18年)を紹介致します。





ダイドーグループホールディングス
高松富也社長(41)



自動販売機を経由した飲料販売は、コンビニエンスストアとの競合で市場が縮小傾向にある。コンビニは店舗の商圏を更に小さく絞って活路を見いだそうとしている。駅や病院などにも進出しており、危機感は強い。



自販機は、目立つ場所で値下げ合戦が激しい。一般に目に付く「アウトドア」より、オフィスや工場の中の「インドア」に注力する。長期的、安定的に売り上げが見込めるからだ。安売りとは一線を画したところで自販機を増やしたい。

2016年に発売した「大人のカロリミット」のように、コンビニ向けの商品も増やす。これまでは自販機と同じ商品の方が良いと考えてきたが、自販機とコンビニでは客層が異なることが分かってきた。それぞれで求められるものを発売していく。

17年は持ち株会社を設置し、企業の合併・買収(M&A)などで事業を拡大しやすい体制にした。健康事業の領域で買収を考えていたが、まだ結果を出せていない。活発に検討を進め、18年は結果を出したい。





※自販機の飲料の業界の闘いは熾烈だと、私は感じています。

コンビニ業界も意識する必要がありますが、インドア設置での事を考えると、宅配牛乳やヤクルトレディーさんとの競合も有り得ます。商品ラインナップからすると、牛乳やヤクルトだけを販売していないからです。

自販機販売は、ドリンク一本100円や80円という、値段の叩きあいもあります。

自販機業界を、どのように伸ばしていくか、今後の動向に、注目していきたいと、思います。
  


Posted by makishing at 08:43Comments(2)