2009年05月30日

“ディズニーランド社長”の一言



ある日の新聞からです。

〔人こと〕と言う記事で、オリエンタルランド社長の上西京一郎氏が、レジャー業界について、コメントされていましたので、御紹介致します。



▽‥「不況の影響を感じなかった」。オリエンタルランドの上西京一郎社長は、(5月)8日、2009年3月期の営業状況をこう振り返った。消費者がレジャーの「安近短」志向を強め、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入園者数は最高を記録。「客一人当たりの売上高も増えた」


▽‥苦しむ同業他社を尻目に一人勝ちの様相だが、景気回復の糸口が見えないため、「今後は消費者の行動がどう変わるか慎重に見たい」。中期的にも人口減少で市場の大きな拡大が見込めないだけに「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)も含め業界全体で盛り上げていかないと」と同業他社にもハッパをかけていた。




※『消費者行動の変化を見たい』『業界全体で盛り上げていかないと』の言葉は、決して私利私欲に走らない、業界のリーディングカンパニーとしての謙虚さと貫禄を併せ持っておられますね。
  


Posted by makishing at 06:26Comments(10)