2011年12月29日
「虐待」と「しつけ」を見分ける3つの観点
今日は、大阪市人権だより『KOKOROねっと』2011.9発行より《今を生きる子どもたちのために2》の【「虐待」と「しつけ」を見分ける3つの観点】を紹介致します。
【「虐待」と「しつけ」を見分ける3つの観点】
◆「しつけ」と「虐待」の違いを教えてください。
◇一点目は、その行為が「子どもにとってプラスかマイナスか」ということです。「愛情の表現だ」「子どもの将来のために」などという親側の理由は、関係ありません。親が“理想の子ども”に育てようとしても、それが「子どもからみて」耐えがたいことならば、「しつけ」ではなく「虐待」だと言えます。
二点目は、その行為を「子どもが納得しているか」という点です。例えば、オリンピックの選手にするために、親が子どもに厳しい試練を与えたとします。子どもがそれに納得していれば、親子で試練を乗り越え偉業を成した「美談」として語られるでしょう。しかし、子どもが納得していなければ、それは「虐待」になりかねません。
三点目は「普段の親子関係の質はどうか」という点です。良好であれば、子どもを叩いても一時的なもので、元の関係に戻ることができます。しかし、虐待のある親子関係は違います。本来ならば一番安心できるはずの家庭で、子どもは言いたいことが言えなかったり、親の前で極度に緊張したりしているのが日常なのです。
※わかりやすく、三点にまとめられています。
本当は、もう少し長文なのですが、なぜかここの部分が、目に飛び込んできました。
虐待問題については、深刻化しています。それぞれの地域をあげて、撲滅に取り組みたいものです。
Posted by makishing at
05:57
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