2009年02月15日

《吉野家の挑戦》

私は、吉野家の牛丼が大好きです。牛丼一筋の《吉野家ディーアンドシー》は、現在、安部修仁社長です。
日本最古108年のファーストフードチェーン店。
『大盛り』『特盛り』や『つゆだく』は、どの店でも通じますが、『軽いの』『あたま大盛り』‥東京の築地1号店は、これが通じるらしいです。
たった9年で272店舗に成長しました。安部社長は、初めは、アルバイトから仕事を始めたそうです。
しかし、1980年に業績が落ち、倒産。味をおろそかにし、マズくしたのが間違いでした。「破産になる迄やろう!」・・・残った人員で誓って、懸命に働きました。“うまい”を最優先して復活し、たった4年で借金を返済しました。
しかしながら、今度はBSEで2回目の危機を迎えます。ここで、オーストラリア産に替えたら後悔すると思い、控えました。
勉強になったのは、マスコミ(メディア)は、『良い時は嘘を付いても、モテ囃す。悪い時は同じ論法でも叩かれる。』
有楽町店(東京)は全国一の売上です。一分以内のスピードを考え、旨さのこだわり=正確85グラムの並盛りをしているそうです。
タレは世界中一緒にしており、味を変えようと言う考えはありません。少し前に、ピンチで豚丼などのメニューを作った事で、逆にメニュー幅が広がったそうです。


吉野家の挑戦は、続きます。今年2月中には、中国・東南アジアでの牛丼事業を強化する為、全額出資の子会社を設立すると発表しました。
アメリカを除く現在261店の海外店を、早期に400店まで増やすそうです。
新会社は《吉野家インターナショナル》で、資本金は、1億5千万円。新会社は、主に中国・台湾・シンガポール等のアジアを中心に海外事業を統括します。


これからも、吉野家の挑戦を、微笑ましく見守っていきたいと思います。





「頑張れ、吉野家!」・・・・“真実一路”より。
  


Posted by makishing at 06:53Comments(12)