2009年02月11日

“美的凝視”のすすめ

ある日、営業職の勉強会(日本営業道連盟と言います)で御一緒している方と、お茶を飲みながら談笑していた中での、降って沸いた“ちょっと、ほのぼのする話”です。



その方は、11歳・9歳・7歳のお子さんのお父さんです。普段、お仕事の関係で、なかなか子供達と話す機会が無い中、家に帰って子供達と会った時、第一声で必ず同じ質問をするそうです。


それは、『今日、何か良い(楽しかった)事、あったか?』です。



最初は、子供達も『別に〜』とか『無かった!』とかの返事しか、しませんでしたが、その方は、子供達と顔を合わす毎に、尋ね続けたそうです。



いくばくかの期間が過ぎた頃、3人の子供達に異変が起きて来ました。



『今日は、こんな楽しい事あったよ』『今日、学校で先生に褒められたよ』『体育で、こんなスポーツをして楽しかった』・・・子供達は、お父さんに話をしてくれるようになりました。


それからも、その方は、毎回子供達とのコミュニケーションをとっていた所、もう一つの異変が起こりました。



それは、お父さんが今日どうだったか、尋ねる前に子供達が自発的に、その日あった良い出来事を報告するようになったのです。



毎日、お父さんが、お子さん達に良い事があったか繰り返し聞く事で、お子さん達が自発的に『良い事を探す』・・・つまり、自ら《美的凝視》をするようになったのですね!



皆様も、普段の生活の中で、“美的凝視=良い所探し”をしてみましょう。
  


Posted by makishing at 05:37Comments(14)