2009年02月09日
人の批判は、なくならない?!
ある本で、紹介されていた、こんな話があります。
ある農夫と息子が畑から家路についていました。農夫は一日の労働を終え、満足げにロバの背に、またがっていました。
すると、近所の知り合いが、それを見て彼をなじったのです。「一体何と言う事だ。お前さん、何がそんなに嬉しいか。子供は、どうでもいいのか!」
そこで、農夫はロバから降りて、息子を乗せました。
少し行くと、一人のおばさんが、それを見て怖い顔をして叫びました。
「どうしたんですか!お父さんを歩かせて何とも思わないか。何て親不幸な息子さんな事!」
そこで、息子はロバを降りて、父親と歩き始めました。
すると、誰かが思わせぶりに言いました。「優しいお人だなぁ〜。ロバが疲れたらいけない、と歩いてるわ。」
どうしたらいいか、わからなくなった2人は、2人共ロバに乗って行く事にしました。
家まで、もう少しの所まで来ると、苦しそうにしているロバを見て、誰かが大声をあげました。
「お前ら、犬畜生にも劣る奴だな!かわいそうに、ロバは今にも倒れそうなのが、わからないのか。」
それを聞いて2人は、ロバを担いで歩く事になりました。
・・・と、言うお話です。
結局、何をしても、誰かの無理解や批判って、あるものではないでしょうか。
人により、立場や見方は違いますから、いちいち気にしていても、仕方がない。無理解や批判は、人様の為に正しい事をしていても、あるもの。・・・と、著者は締め括っています。
私は同感です。皆様、どう思いますか?御意見、御感想をお寄せ下さい。
Posted by makishing at
06:36
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